矛盾スルニモ程ガアル
◇back◇ index ◇next◇

2003年12月15日(月) かたまってきた。

なんていうか、私達の関係が。

いい意味で、落ち着いてきた気がするのです。



お互いに、相手のことを好きだと思っていて、それをきちんと分かっていて、それで一緒にいる感じです。←今まで違ったのかよ。


この変化の原因で思い当たることと言えば、数日前のあの喧嘩。
「好きだから、続けたいと思うから言ってるんでしょ!? 今までもずっと頑張ってきたのは、これからも続けていきたいからじゃん!」
と、叫んでからのような気がします。

「どうしてぼむは僕のような奴と付き合ってるの?」
とか何とかふざけたことを真剣に、私が彼をひどく責めたときには聞いてきていた彼。

彼もあれだけ責められて、「じゃあどうして自分と付き合っているんだろう?」という疑問が拭えなくて、私が本当に彼の事を好きかどうか、どこかで不安があったのだと思います。(いや分かりませんけど)


けれど、私がはっきりと「貴方が好きだから、関係を続けたいから今こういう風に言うのだ。別れたいから言うのではない」と彼に伝えた(というか私はそのつもりで話していたのですが、やはりはっきり言わないと分からないものですね…)ので、彼もきっと、何かを感じてくれたのではないかと。

気持ちをぶつけ合うことって大事だと、しみじみ思います。


そして、彼の方も。

私のどういうところが好きか、最近会話の端々に言ってくれることがありまして。

「ぼむはこうこうこういう性格で、そこがぼむの良さなんだけど、」とか、
「ぼむのこういうところが好きだし、」とか、

話しているときにそういう言葉を挟んでくれるのです。
多分彼の方は無意識か、あるいは最近彼の私に対するラブラブ度が上がっているのでそのせいでそういうことを言うのでしょうけれど、私はそういう時にこそ「ああ、この人は私のことが好きなんだな。本当に、私のことを見ていてくれて、私の長所にも短所にもなりうる性質を、『そこがいい』と思ってくれているんだな」と実感します。

それがすごく嬉しくて、私のことを本当に理解してくれていて、短所も長所も含めた上で「それがぼむだ」と付き合ってくれる(ただし、短所については「直すべきだ」と彼が思っているのは感じます)ことが、本当にありがたいことだと感じています。きっとこれからの支えになるだろうその事実を言葉を、大事にしていきたいと強く思います。


ああ、あの日親友が言ってくれた、「彼は、ぼむの本質が本当に好きなんだね。ぼむのことを本当に好きなんだね」という言葉が、やっと私にも「そうかも」と思えるようになってきました。


願わくば、「きっと浮気も一時の出来心。本当に好きなのはぼむだけだよ。
あれは一時の過ちだったんだよ」と言う言葉も、真実でありますように。





フラバも、今ではほとんど起きません。(←あの時の自分から見たら奇跡)





あと少し、もう少し。



どうか、楽になりますように。



2003年12月14日(日) ノーセンキューメール。

こんばんは、ぼむです。
そして前回の続きなのです。(またもや明日とか言っておきながら、嘘つきな奴でごめんなさい)よろしければそちらもご覧くださいませ。


彼がみんなに送ったメール。それは、
「本日付けで彼女より飲み禁止令が布かれましたので、誠に遺憾ながら今後飲みのお誘いは断らせて頂きますので、お誘いのメールもお控え願います。勝手ですいませんが、宜しく願います」
…という感じのものでした。



…っていうか、私のせいかよ。(いやそうなんですけどね。)


これではまるで私が横暴みたいじゃじゃないですか!

私がめちゃくちゃ悪人じゃないですか!



ひどい、何てことを…と思っていましたら。


よく考えれば(考えなくても)、飲みを禁止されるなんて、何をしたかは大体予想がつく訳で。

大体の人から、「了解!」というメールが返って参りました。

ここで面白かったのは、男友達と女友達の反応です。

男友達は、大体あっさりしていて、「分かった!」とだけの人もいれば「浮気でもしたか?とにかく了解」みたいな感じであまり深くは聞いて来ないのですが。


女友達は、こぞって「何やったの?あんまり彼女泣かしちゃダメよー。禁止令解けたら教えてね」だの「あははは!彼女さん可愛いー!浮気でもしたの?とりあえず禁止令解けたら言ってね」だの反応良過ぎ。

というより、禁止令解けたら言ってねって、生憎一生解けませんので、ここは一言言うべきでしょう。


ってな訳で、私は言いました。言いましたとも。彼の携帯を借りて、「残念ながら禁止令が解けることは一生ありません。すいませんがよろしくお願いします」と。


すると、一人の女友達から返事が返って来て、「一生とは穏やかじゃないですが、きっと彼がそれだけのことをしたんでしょう。私もいつか彼女さんとお話ししてみたいですo(^-^)o」という大層可愛い言葉をくれました。


…ええ、私も女の子とはいえ彼氏の大事な友達、出来ることなら仲良くしたかったです。そう、
あなたが、例の女の特に親しい友達でなければ(涙)




会うのはおろか、口きくのだってご遠慮申し上げたい次第です。
あなたには何の罪もないのですが、ごめんなさい。



けれど彼は、自分のしたことの結果ですのでそこのところを分かっていただきたいものです。




とりあえず今は、私と彼の関係は良好です。

…その筈、です。



2003年12月11日(木) メールはノーセンキュー。(涙)

という訳で、昨日の日記の続きでございます。
…ごめんなさい、嘘です。一昨日の日記の続きでございます。
「明日」と言っておきながら明後日になってしまいました…。


・・・・・・・・・・・・・・・・


私が彼に言ったこと。それは、


「もう、長期休暇が来る度に、嫌な思いをするのはやだ。」



ということでした。


というのも、春休み夏休み冬休み毎に例のグループから必ずメールが来まして、その度に私を沈ませていたからなんです。

しかも下手をしたら、差出人は違う人なのに本文には「by K(彼女の名前)」とか書いてあるんです。間接的にダイレクトです。すごい嫌です。

そんな訳で、私は「メールが来るのをやめさせて欲しい」と言いました。

彼は、「それはできない」と拒みました。「私が辛いんだよ。どうしてもできないの?」と聞いても、「それは、出来ないよ…。我慢してもらうしかない」と。(ふざけんな)



私は思っていたんです。彼が本当に分かってくれているなら、すぐに私の言ったことを実行してくれるだろうと。期待もしていました。しかし、冷静に考えれば分かっていたらとっくにやってるって話でして、相変わらず分かっていない彼に、今回もそう言って私の要望はさらりと却下されたのでした。


しかし、ここであっさりと引き下がるような私ではありません。



「どうしてできないの。私のことを大切にするって言ったけど、あれは嘘だったの。休みが来る度に嫌な思いをして、メールが来るたびにあのことを思い出してすごく辛いのに、それで我慢しろっていうの。
 じゃあもう私のことを大事だって言わないで。私のことを好きだって言うとか許さない。それでいいんだね。そうやってやっていくって言うんだね」


と、まあありったけの言葉でもって彼を説得(←!?)しました。



彼は一度その言葉に軽くキレた感じで、「ああそうだよ。分かった、そうする」とか言っていましたが、私はやっぱり変わってはいない彼と、なんとそれでも彼の事を嫌いになっていない自分が情けなくて、

「何よそれ。もう本当に信用できないよ。大事にするって、もう傷つけないって言ったじゃん。出来ない約束ならしないでよ。期待させないで。もうホントやだよ」

と一生懸命言葉を投げかけました。(←私にとっては「嫌だから直して」と言っているつもり)


ところがやはり彼には伝わらず、「ちょっと頭を冷やしてくる」と言って彼が部屋を出て行き、寝不足だった私はその間彼のベッドでぐっすり。←この女ありえない。

2時間後、私が目を覚ましてしばらくすると彼が帰ってきました。


それから更に話をしていると、彼が言ったんです。

「ぼむはもうさ、別れたいんでしょう。そんな風な言い方をするってことはもう、本当はそうなんでしょう」


私は情けなくて情けなくて、

「そう思うならそう思えば。だけど私は貴方が好きで、だから今までやってきたんだよ。これからも付き合っていきたいから、そうするために今こう言ってるんだよ。誰が今までここまで頑張ってきたと思ってるの。全部貴方が好きだからだよ。それが分からないのなら、そう思えばいいじゃない」

と、言いました。



彼はそれで少し黙って、何か考えている風でしたが、ここで私が「じゃあ、すぐにとは言わない、少し待つから、きちんとしてよ。もうメールが来ないように」と譲ったにも関わらず、またもやぐずぐず。


で、私が業を煮やして聞いたんです。

「あなたは、グループが大事なの? それとも私? どっちが大事なの?」

と。



すると、彼は性懲りもなく「それは、ぼむだよ」と。(だったらさっさとメールしろ)
で、

私「じゃあメールしてよ。(←命令形)大事だったらしてよ。今すぐにして」

と、かなり上から言う形で彼に言って、彼は不満そうな顔でメールを打ち始めました。



その、彼が送ってくれたメールを明日は公開致します。

いいんだか悪いんだか。



2003年12月09日(火) 覚悟と自覚。

浮気をされてからずっと、私は「言葉じゃなく、態度で示して」と言ってきました。

だけど一年経って、やっと気付いたことがあります。

この場合、言葉よりも態度が大事であることは確か。けれど態度よりも気持ちが、更に重要なんです。

というより、気持ちがあってこその態度なのだと。

「後悔している、もうしない」という言葉だけでは信じられなくて、「あのグループにはもちろん会わない」と言い切った態度によりやっと少しだけ安心できたのは何故かといったら。

私が無理矢理会わさないのではなくて、彼自身の意思でそう決めてくれたからだと思うんです。

やっと本当に安心出来て、それでわかったんですよね。行動が大事というよりも、その行動に至るまでの気持ちが大事なんだって。
今までどんなに彼等に会わないと言って、それを行動に移してくれていても、それを彼が義務でしているのが私にも判ってしまっていたんですね。
だからずっとフラバも起きていましたし、同じことの繰り返しを何度もしていました。


けれど今、ようやく彼に、浮気をしたことについて覚悟と自覚が出てきたようです。
それこそが私の本当に求めていたものであり、私を癒してくれる唯一の方法で。いやあ、ここまで来るのに本当に永かった…としみじみ思ったりしています。



しかし。彼が本当に分かってくれたのかどこかにまだ不安のあった私は、あることを彼に言いました。


それについての話は明日…。
もういい加減、喧嘩にも飽きてきましたよ…。



2003年12月04日(木) 私の彼氏は完全無欠、という方はご覧にならないことをお勧めします。

こんばんは、ぼむでございます。

いやあ、しばらくネット環境にありませんで久しぶりにパソを立ち上げましてにござりまする。←?

何て言うか、ちょっと浦島太郎な気分です。
私には何の変哲も無い一週間でも、世の中はいろいろと動いているのですね…。(←当たり前)




…それでですね。



私、ちょっと思うことがあるんですけど、いいでしょうか。


去年この日記をエンピツさんで書かせていただいてから今まで、自分の様子を書きつつ人様の恋愛の様子を垣間見させていただいて、「…いやあ。」とずっと思っていたのですが。


あのですね。言っていいでしょうか。


何ていうか、その。


ズバリ(死語)、








男って、割とみんなヒドイ。








ような気がするのですが気のせいでしょうか!?気のせいでしょうか!?

私の周りの友達から聞いた話もそうですが、結構どの方も相手を振り回した挙句にさらっと戻ってきたり(戻ろうとしたり)とかで。いや、それって結構ひどいのでは。結構ひどいのではと。←お前のトコ程じゃねえよ。

大変そうな部分だけ聞いたり読んだりすると、僭越ながら「何てひどい!」とか思ったり、「っていうかみんなそうなのかしら? そういうもの?」という風に勇気づけられたり、いろいろなのですが。



何と言いますかここまで来ると、


絶対的に、男って女より子供なのでは。


とか思ってしまいます。




んー、それでも自分が好きだと思えばそういう男を許すも良し、成長を促したり待つのも良し、距離を置いてみたりするのも良し、全部自分次第ということですかねえ。


いやまったく、何て手間のかかる生き物なんでしょう。←自分は棚の上。




しかし、延々申しましているように私が怖いのは、一人になるのを恐れて関係を続ける余り、次の出会いを自ら潰してしまうことのみです。

もうあまり好きでもないけど一人になって寂しいのは嫌だから、と付き合うのではなくて、やっぱり「自分が好きだから」という根本がそこにあってこそ関係を続けていきたいなあと。それが無きゃとっとと別れるそう思うんです。


そして、そんな自分に応えてくれる相手であるかどうかの見極めも、きっと必要ですが何より。

自分の方も、「この人とずっと付き合っていきたい」と相手に思ってもらえるような人間になっていきたいと思うのです。









…っていうか、そんな健気な私を愛せ。ぐらいの勢いです。






今までのことを思い返しても、どうしてあんなに間違いばかり起こせるのでしょうか…。
呆れを通り越して不思議ですよ。


まったく、もう。(それでも彼が好きな私にこそ「まったく、もう」。)


 < 過去  INDEX  未来 >


ぼむ [MAIL]