2005年01月04日(火) |
迷惑メールは本当に迷惑だ |
昨年、それまで使っていたPHSに別れを告げ、ケータイに変えた。 当然、ケータイアドレスも変更になるわけだが、世の常である“迷惑メール対策のため、英数字を組み合わせた、分かりにくいアドレスにしましょう”というセオリーをまったく無視して、英字がたった4文字のアドレスにしたら、これがまた迷惑メールの嵐となった。 最初のうちは着信拒否などで対応していたが、だんだんそれでも足りない状況になってくる。まあ兎に角そのテのメールが日に数件、年末年始はちょいと油断している隙に4、5件の迷惑メールが舞い込んでくるようになってしまったのだ。 元旦早々、ツマがかなり低いテンションで俺のケータイを持ってきた。 「変なメールが来てるよ……」 ほら、メールが着信するとケータイのサブ画面にそのタイトルと内容の一部が表示されたりする機能があるわけですね。運悪くツマがその着信の瞬間を見てしまい、よからぬ想像をしてしまったらしい。 だいたい、この迷惑メールのタイトルがすごい。一応、品行方正で売っているこの「のづ随想録」だけに露骨なタイトルの表現はここでは避けるが、
『☆えっちな写めーるいっぱいサイト☆』 『結構マニアックサイト、萌え〜なんてね♪』 『完全無料でエロゲット♪』
エロゲットって言われても。 この辺は直球なタイトルだが、中にはなんとかそっち方面にアクセスさせようと凝ったタイトルのものもある。
『ケイコです! なんで返事くれないの?』 『あゆみさんからメッセージをお預かりしています(本日限り)』
なかなか考えてるな――などと感心している場合ではない。おそらくツマが目にした迷惑メールのタイトルはこのあたりのものでなかったか。これはもう平穏な家庭生活の根本を揺るがしかねない。 そんなわけで、ちょいとケータイのアドレスも変更してみた次第で。
この後者の『タイトルで語りかける』タイプの迷惑メールは、確かにどれどれどんな内容か、と見てしまうのも分からなくはない。ケイコやあゆみという女性に知り合いがいなくても、だ。 しかし、もうちょっとヒネりがほしいところだ。こんなタイトルでは一発でアダルト系迷惑メールだと判別されてしまい、本文を開かせることができないではないか。いや、別に迷惑メールを送りつけてくる側の気持ちになる必要はまったく無いが、そこはいつもの悪い癖で、こんなタイトルだったら――と考えてしまう。 いろいろ頭を捻ってみたが、こんなのはどうだろう。
『ジャイアンツにドラフト2位で指名されました!』
ばかばかしくて、面白いと思うが。
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