時々日刊たえ新聞
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今年度わたしは教会で「奉仕(担当)執事」という役目をいただきました。札幌バプテスト教会において、かつて無かった役目。1年弱前、何をしたらいいのか解からなくて頭が真っ白???、しかし「最初」とか「先駆者」って言葉に敏感なわたしは(^^;)、やってみるかぁと思った。「思った」のもきっと神さまがわたしの心を動かしたのだと思う。
教会には奉仕が沢山あるけれど、奉仕が重荷だったり嫌だと思う人が少なからずいる。それが嫌で教会から足が遠退くなんて本末転倒の出来事だってあった。わたしもクリスチャンになった途端に、婦人会の役員だの、未就園児の託児のグループのリーダーになったんだけど、内心「どうしてこんなに毎日教会に来なくちゃいけないの!?」と悲鳴を上げた時があった。今では毎日教会に行きたいけれど、行けない。(笑)
2年前に札幌教会に着任された牧師二人、札幌教会の奉仕のあり方に一石を投じて下さった。奉仕とは自ら進んで(喜んで)神さまに捧げるものである。人に頼まれて嫌々する奉仕から、自分で志願して(選び取って)感謝してする奉仕へと変えようと目論んだ。超多忙な牧師と、忙しぶっているわたしでは話はなかなか進まなかったが1月後半になってお尻に火が点いた!火が点いてからは早かった。
志願していただく奉仕の一覧、その奉仕の内容、期待人数など、次々と原案が決まって行った。新年度に向けて2月11日から奉仕志願アンケート用紙を配って、皆さんに奉仕を申告していただくことが始った。うちの教会の礼拝出席は約130名くらい。それより少ない時もあるし多い時もある。そして今奉仕志願アンケートに応えて下さった人が112名。この人数は驚異的な数だと思う。両牧師とわたしはこの1ヶ月間わくわくしながら集計と調整作業をしてきた。
たとえば「教会学校の教師・補教師・書記」という奉仕は今年度46名の人が関わっているけれど、新年度の志願者は当初27名だった。あの人もあの人も・・・志願していない。人数が満たされない場合、調整をしますと予告していた。両牧師とわたしは結果を持って一度話し合った後、メールやミクシィメッセージで情報を共有し、報告し合った。分担して一人ずつお声をかけ、引き受けていただく作業をした。石橋副牧師の神さまが乗り移ったかのような(^^;)繊細かつ大胆な交渉は素晴らしかった。奉仕者が着実に増えて行った。 いまだ調整中ですが、今大方の奉仕に奉仕者のお名前が載っている。教会学校小学科のメンバーなどは、若い人が一挙に加入することとなった。新年度は大きな変わり時と思われる。
これが神さまの祝福でなくてなんだろう?お尻に火が点いてからのこの間、神さまは確実にこの志願アンケートを導いて下さっている。この恵みは集計調整をしているわたしたちに役得として存分に味あわせていただいている。 さらに、志願アンケートにしるしを付けるという行動をした皆さんが、心から奉仕を捧げ、それが喜びいっぱいの出来事となりますようにと祈ります。
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