先日、風が強い日、車を走らせていると
とある交差点で青信号なのに動こうとしない車の後ろについてしまった。


前の車は何をしているのだろう？

そっか、向かい車が右折しようと・・・


ん？右折してる訳でもない。


何がおきた？


と思っていたら、交差点中央に業務用の大きな青いゴミポリバケツが
転がっているじゃないですか！

進行方向へ行くにも行けないくらい風が強いので
ころころと円を描いて回っている。

そこへ、小学生4年生くらいの男の子が手を挙げて片手は車を止める仕草をして
交差点中央へ向った。


そして抱えるくらいの大きなポリバケツを歩道へと
信号が変わる前に走ってもって言った。


それを見ただけで、もうーわたしゃー感激。


こんな子がまだこの世にいたとは。

当然、我が車も前にいた車もいつしか信号が赤になって渡れなかったけど
赤の間、胸がジーーーーンとさせながら男の子に感謝しつつ
その後の男の子の様子を追っていた。

バケツは生ゴミ用だったのかかなり臭かったようで
手の匂いを嗅いだ後に雪で手を洗っていたが
キョロキョロと何かを探すようなような感じだった。


そこで男の子は点滅し始めた信号を見て急いでバケツをもって走り出した。


え？？？

今、手を洗ったのに？

彼が走った方面をみると喫茶店があり
男の子が持っている青いバケツと同じバケツが店先にあった。


男の子は店の脇にバケツを置き店内へ入っていった。



信号が青に変わり、その後を見届けていないが、想像はつく。


男の子の行動で数台の車が助かった。


って言うか・・・車から降りて男の子と同じ行動を取れるかと言われたら
すごく自信がない・・・いや出来ないかも・・・


もし、車を運転していなくて男の子と同じく歩道を歩いたとしたら
同じ行動が出来たのかな？

と自分に問い質すが・・・・もしかしたら出来ないかもしれない。


（−＿−；）


男の子の取った行動に感動した私は

日本の未来も捨てたもんじゃないなぁ〜



って思った。


その交差点近くに小学校があるが多分そこに通う小学生だと思う。

いつかその子に「ありがとう」と言えたらなぁって思う。

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