★★☆ 想 う ☆★★
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南知多のフォレストパークに寄った。
まっさきにやったのが宝石探し。
メノーのかけらなどが砂場に埋めてあり、それらを探すのだ。
30分で500円。長男と次男は張り切って探し出す。
しかし、砂場はそれほど広くなく、すでに10人以上の子供たちが
探しまくっていたので、全然見つからない。
それでも長男は気合をいれて探し出す。
一つ、二つと見つけていく。
次男はと見ると、探し方が下手というか、なんていうか要領がよくない。
おにいちゃんがどんどん見つかっていくのに、一つしか見つからず
だんだんふてくされモードに。
外野で見ている大人たちの
「もっと表面をこするように..」 「いまっ そこ! そこ! もっと右!」 「誰も掘ってないないとこ掘るんだよ」 「探さないと見つからないよ。」
と、あーだ、こーだ言われ、そのうち半べそをかき出した。
ふてくされながらやっているので、なおさら見つからない。
長男は、スコップを放り投げ、素手で砂をすくうように探し出している。
どうみても、長男の方が10倍以上探している。
そりゃぁ結果も10倍違うよね。
結局30分で長男は15個ぐらい。次男は6個ぐらい見つかったようだ。
「おじさんの所に戻ろう」
そういうも、次男はエンエン泣き出し動かない。
あー それでもなんとかおじさんのところまで行って戦果を報告すると
おじさん、泣き顔の次男を見て、
「おーかわいそーに、泣かなくてもいいぞ。ほれっこれだけおまけだ!」
と次男の袋にだけ、ダダダーと宝石をサービスしてくれる。
(まっ まず−い.....)
これを見て脹れるのは長男。さぁおもしろくない。
「一生懸命とったのに、次男の方が僕より多くなった!」
もっともな言い分。
いままではこうなるともうたいへん。
ずるい、ずるいと怒り出す。
しかし、しかし、長男も大きくなった。
さすがに、しばらくはふてくされモードだったが、
その後の 取った宝石を使っての工作 でだんだん気分が元に戻ってきた。
気分転換がかなり遅かった去年までに比べて驚いてしまった。
ひどいときには、うつむいてしゃがみこんで動かなかったり、
ぷいっとどこかに走り去って隠れて帰ってこなかったりと
大変だったからね。
次男は甘えん坊で、怒りん坊でしょうがないんだけど
これって育て方???
とにかく、おにいちゃんは、本当おにいちゃんらしくなってきた。
こうやってやがて中学生になるんだね。
夜は一人で寝れない長男。
ぬいぐるみが大好きな長男。
すこしづつ大人になっていってるよ...
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