★★☆ 想 う ☆★★
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一日一語 長男がどうもさぼりぎみ。
といっても、次男は毎日捕まえて一緒にやるので続くのだが 長男はほったらかしなので、なかなか続かないようだ。
しかも、楽しそうにやるものだから、僕にもそうやって教えて!と言い出す始末。
お父さんと一緒にやろうね。 今から勉強する時間だよ。 なんて言ってもらう学年じゃないってことを分かって欲しいんだな。
自分で決めて自分で努力して欲しい。でもなかなか出来ないようだ。 幸い、勉強をバリバリやるタイプじゃないけれど、嫌いじゃないようなのが救い。
そこで今回ちょっと考えた。
まずアルファベットをはじめた次男。練習用にコピー用紙を使っていたのだが、やっぱ英語ノートの方がいいだろうということで、大き目の8段ノートを買う。このノートでおもいきり練習してから例の一日一語に清書することにした。
よかったのは、このノートの裏表紙に、アルファベットが大文字小文字、筆記体まで書いてあった。自分の感覚で微妙に違って教えていたのに気がついた。
さて長男。いろいろ考えたすえ、これならいいかもと単語カードを買った。 しかも普通の味気ないカードでなく、黄色のひよこさん型の単語カード。 長男の感性にたぶんピッタリ!
さっそく長男に渡す。 これにたくさん書いておぼえよう。 トイレでも学校でも枕元でもお出かけ中でもどこでも覚えられるよ!
案の定長男は飛び上がって喜ぶ。まるでおもちゃをもらったよう。 (たぶんそんな感覚で喜んでいる...)
さっそく今習っている漢字や今度試験に出る漢字を書き始めた。
よしよし。
朝、次男が頭が痛いと言い出した。薬欲しい〜! オヤ?待てよ。さっきまで普通にご飯食べてたぞ〜!
「ねぇねぇ今日学校で何かあるの?」 「スポーツテスト!」
やっぱり....
「大丈夫だよ。スポーツテストが終わればすっかり直るよ」 それでも階段で座り込んでしまう次男。 しょうがない。気晴らしするには、やっぱ生き物しかなーい!
玄関をでたすぐよこの、亀やザリガニのところに行き、一緒に亀のお家を直したりする。次男も頭痛のことはすっかり忘れたようだ。
目の前に、飼っているものかどうかしらないが、20センチほどのカマキリがいた。次男は、「あっカマキリ!」と片手ですくう。
おいおい、カマで痛くないの? ぜんぜん平気らしい。次男の手は自然の手。トンボでもトカゲでも魔法のようにつかむ。
さぁ時間だ。気晴らし用にと思って持って出たデジカメ。せっかくなので登校姿を写真に撮ることに。
「ハイ、写真とるよー 振り向かないでー 登校する写真だからねー」
そういわれると振り向きたくなるのが人情。 ちらちらこちらを覗き見しながら登校する。
向こうの最後の曲がり角で、振り返ってピースをしている。
しょうがないのでパチリ!
ふと足元をみると、ナップサックを忘れている!
「おーい忘れものぉ〜」
長男が走って戻ってくる。ん? 手に何か持っている... それはまさしく、黄色のひよこの単語カードだった。
「勉強しながら歩いていたの?」 「うん」
おいおい、どこでもいつでもって言ったけどさぁ
ほんと調子に乗りやすい長男。
やっぱ勉強はリズムだね!
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