★★☆ 想 う ☆★★
目次|過去|未来
長男が3歳ぐらいの頃、
室内用ジャングルジムを買った。
紙製のパイプで滑り台付きだった。
結果的にジャングルジムを買ったのは大正解だったと思う。
長男は間違いなく、猿になったから。
だって一日のうち、8時間ぐらいはジャングルジムで暮らしてんだから
猿にもなるってもんさ。
おかげさまで、すばしっこさ、運動能力、バランスなどはぴか一。
一時はやたら高いところに上りたがって大変だったよ。
次男が4歳ぐらいの時にはジャングルジムが壊れてしまっちゃったんだな。
それが原因かどうか、次男は運動よりも食に関心がいってしまった。
今晩の寝話。
子供の関心をさそおうと、考えも無く
「今日のお話は太郎のお話です」
「太郎と言っても、桃太郎ではありません。浦島太郎でもありません。
しっぺい太郎でもありません。三年寝太郎でもありません。
ウルトラマン太郎でもありません。忍玉乱太郎でもありません
ハム太郎ではありません。 金太郎でもありません...」
思いつくままに太郎がつくものを全部言ってしまった。
こまった.......
[昔、昔、あるところに、太郎と言う若者が住んでいました...
太郎は山へしばかりに...おばあさんは川へ洗濯に...」
結局むにゃむにゃ何の話だかわからない感じに...
途中で次男が、「お父さん。ちゃんと話して!」というも
そのうち寝てしまう。
寝ちゃったらこっちのもんさ。
朝の決まり文句。
「おとうさん、あれからすごい話したのに、寝ちゃうんだもんなー」
こんなごまかし、いつまで通じるのやら...
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