★★☆ 想 う ☆★★
目次|過去|未来
マルチ商法だけでなく、英会話セットや財テク、 資格試験、健康器具、便利グッズと 勧誘の電話がよくかかってくる。
「鈴木です」とか「同級生の田中です」とか 最初に断られないようにウソを言ってくる者もいた。
しかし、はっきり言って一番困るのは、これらを 友人がやっている場合だ。
特にはっきりとしたマルチ商法ならまだしも、そうではなくて たぶん本当にいい物(得てして高額な商品)や便利なもの をすすめてくるので断りにくい。
仲の良い友人の場合は強要はしないし、無理強いしないので 助かるが、ちょっとした知り合いだと結構つきまとわれたりしてホントに困る。
以前、鍋を買ってくれという人がいて、段階的に買うんだけれど 15万以上はする代物だった。
とても買えないというと、「なんでこんないいものを買わないんだ! 絶対に得だぞ!」と言って、延々と以下に優れているかを説明する。
これが、単なるセールスマンなら、 「じゃぁあんたは、ハイウエィカードはいつでも5万円のを買うのか?」 「本買うときには、金券ショップで図書券を買ってから買うのか?」 「定期券は半年定期で買うのか?」 とかぶちまけて、いいものや得するものを必ずしも選ばないことを 言ってやるのだが、知り合いだとこれがなかなかいえない。
こういうヤツほど、こちらが買う意思がなくって困っているなんて思わず もうちょっと押せば絶対に買わせることが出来るって思っているもんだ。
紹介してくれるのはいいけど、友だちをなくすような勧誘方法は 知り合いにはしないでもらいたいと思う。
宗教や政治がらみも同じ。 紹介したりわかってもらおうとする気持ちはわかるけど 強要するべきものじゃぁない。
私の知り合いにはけっこう宗教にはまっているヤツらもいるが 皆ぜったいに強要しないし積極的に説明すらしない。 彼らが口で言わなければ言わないほど、 「こういう自分を理解してくれ」と 心で言っていると感じる。
そういう態度には、相手から離れるのではなく逆に理解しよう という気持ちが働くようだ。
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