あっという間に飲み会は終了。
飲み会開催は、工場の近くだった為
私達の家からは結構遠くて
元々送ってもらう予定だった。
ただ、他の人が送ってくれる予定だったのが、
私と彼がいい雰囲気だからと気を効かせてくれた営業マンのおかげで
彼が送ってくれる事になった。
いつも通り泥酔状態のMちゃんを後ろに乗せて
車は高速を突っ走って、私達の会社へ。
駐車場に着いたところで、あまりにMちゃんがフラフラしてるので
彼がMちゃんを乗せて
私がMちゃんの車を運転して
Mちゃんを送っていく。
予定より長い時間彼といれる。
最後にはふたりっきりで、また会社に戻る。
ふたりっきりだよ。
ふたりだよ。
なんだかドキドキした。
邪まな思いを隠し切れなかった。
駐車場に車を入れると
だけど、その後も彼の車の後ろを付いて走る私の車を
彼が気使ってくれるのが分かって
その優しさが嬉しかった。
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