読み終わりました「模倣犯」。
あと１５０ページほど残して、すっかり止まっちゃってたんですが、
先日、毎朝見てるテレビの占いで、
「やりかけたことが、達成できるでしょう」って。
単純かもしれませんが、なんか、「あ！コレは読まなきゃ！」
って思っちゃったんですよね。
その日は、仕事休みだったんですが、子供達を学校にやった後、
洗濯もせず、洗い物もせず、ひたすら読んじゃいました。

はぁ〜〜〜〜〜。
何て言えば良いんでしょうか。
映画では、ピースが切れる場面なんて、全然なくて、
あくまでもクールで、それどころか、切なくなるような寂しそうな
顔をしたりして・・・
それが、原作を読み終えてみると、
ピースはあくまでも「楽しんで」いて、和明どころか、ヒロミも
しばらく楽しんだ後には、始末する予定だった・・・
なんだか、母親も「感情」で殺したんではなくて、
「もうイイよ。別荘も手に入ったし、僕は楽しんで生きるから、
ママは死んじゃってよ。」って、「理性」で殺したんじゃ・・・
って思えてきて、すごく怖かった。
全て読み終えて、もう一度、はじめから読みたくなりました。

ミヤ

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