はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2012年12月02日(日) 教えられたこと

 あー、発表会終わりました。

まだ、1ヶ月あるとはいえ
気持ちの上では2学期も終了に近づいています。
大きな行事は終わり、
しばしの休息・・・。

 ま、そういうわけにも行きませんが。

 発表会にかこつけて
サボっていた(わけではないですが、手のつかなかった)
書類作成。
今週はそれらをすべて終わらせる。
それら・・・そう複数。
涙がでそう。。。

 発表会はいかがでしたか?
ご感想はぜひ連絡帳でお知らせください!

 当日会場でもたくさんのご感想をいただきました。
特に、「ライオンキング」は
たくさんのお褒めの言葉をいただきました。
あ〜よかった!

 練習時間はあまり取れませんでしたが
なんといっても先生たちで
本物を見に行ってから練習に取り掛かるという
気合の入れようでしたので
うまくいってくれないと困る!

 特に、シンバ役の先生には
「すばらしかった!」と賞賛が!
私も、彼女のおかげで劇がぐっと盛り上がったよねと
話していると
「一人だけほめないでよ」とは園長談。
いや、ほかの先生も褒めましたよ。
でも、やっぱり彼女のがんばりは
大いに認めるべき。
発表会を子守しながら見に来ていた妹も
「それにしても、上手でもあったし
一生懸命さが伝わって、本当によかったよ」

 そうだね、そこだ。
一生懸命さ。
見ていた人を感動させたのも
そのことだと思います。

 彼女の演技を見ていて
忘れかけていたことを教えられました。
私やベテランチームにとって
ライオンキングを演じるのは、3度目。
また、ほかの職員も
職員劇をするのは経験済み。
そんな甘えがあったような気がする。
「きっと何とかなる」と。

「余裕」も大切だけど
とにかく、真剣に一所懸命に取り組む
姿が人を感動させることを
忘れていたのかも知れない。

そういえば
未熟な私たちだけど
当園のよさを
「先生たちの一生懸命さ」といってくれる方が多い。
もちろん、何でも全力投球しているつもりですが
今回の劇で
新人の彼女が
大事な事を
思い出させてくれました。

教育という仕事は
終わりがないし
一生懸命にやればやるほど
仕事も増える
慣れてしまって「それなりに、毎度おなじみ」でやりたくなる
そういう面はある。

でも、
常に進化しようと
こどもたちのために最新でいようと
挑戦する。
それが
百石幼稚園のよさなんだ、きっと。
そう、こだわってきたことだ。

音楽でも造形でも
好いもの、新しいもの
工夫して、考えてやってきた。
今回のライオンキングも
少し台本に手を加えて
よりこどもたちに伝わりやすくした。
そして、彼女の好演技。

思いは、伝わる。

本人は気づかないだろうが
今だからこその姿に
学びました。

いろんな年代がいて
影響しあう。
縦割り保育と一緒で
大人もまた同様ですね。

 さあ、連絡帳が楽しみです。
思いを、つづって下さい。

三学期に熱く燃える

副園長 松橋でした。
 


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