「ママは大人なんだからできるでしょ」
息子に言われて、ハッとしました。 そろそろ3歳を迎える息子は 最近ますますおしゃべりに磨きがかかっています。
その中で、思わず笑ってしまうような言葉や えっと驚くような表現をします。 いいことも悪いことも よくよく考えると私たち夫婦が使っていることばが多いことに気が付きます。 まあ、よく吸収しているものです。
この話題は職員の中でもあがって 「そういえば、うちの子も」という話がでました。 親としても、先生としても 子供の言語環境は 大人にあると自覚しなくてはね・・・。
もちろん、幼稚園にはいって急に乱暴な言葉を使ったりすると 幼稚園で覚えてきた、ということもあるでしょう。 それもこれも、 幼稚園で乱暴な言葉を教えているわけではなくて 子供たち同士の言葉の中から覚えてしまうもの。
なにはともあれ、一番大切なのは 「その言葉を使うかどうか」を 子供がしっかりわかっていることだと思います。
先日も、友達同士で言い合っている場面。 ある子が、とても嫌な言葉を切り札にしました。 すぐに飛んでいって「理由はどうであれ、その言葉はよくない」と 選択の間違いを正しました。
たくさん吸収する言葉。 吸収し、選択できること。それが少し大人になるってことかも。 幼児期だけでなく、児童期もずっと続く課題ですね。
体はあなたが食べたもので作られる。そんなCMがありますね。 心は、使った言葉で作られるとしたら 心地よい言葉、いたわりの言葉、感謝の言葉、ほめ言葉、そんな言葉で作ってあげたいですね。
と思った親心。親の言葉から心がけよう
今日は少し親的な 副園長 松橋でした。
|