「報告したいことがありますので、またお電話致します」


先日健康診断を受けた病院から、
留守電にこんなメッセージが残っていた。

ん!?

検査結果は2、3日後に取りに来るよう言われてたし、
報告内容の心当たりがない。

すぐに脳裏をよぎったのが、何か異常が見つかったのではという疑念。
知人の友人が白血病で亡くなった話を聞いたばかりだったので
自分もそんな死に至る病なのでは、と悪い方へと想像が働く。

「セカチュー」の病室のシーンが思い出される。


タイミングの悪いことに、留守電を聞いたのが電車に乗る直前だったので
即座に折り返そうにも、折り返せない。
悶々とした時間を過ごす。


途中の駅で列車の連結があった。
2、3分は電車が動きそうになかったので、
慌ててホームに出て電話をかける。
が、「担当者が帰ってしまったので明日また電話します」とのこと。

・・・明日までこの状態
落ち着かない。


その後すぐに電話がかかってきて
再検査したいので、もう一度病院に来てほしいとのこと。
「何か問題でもあったのですか？」と聞いても
「もう一回検査するだけですので大丈夫ですよ」。

安心させるための方便なのでは、とも思ったが、
疑ってもきりがないので取りあえず信じることに。


結局、次の日に病院に行ったら、
血の量が足りなかったので、もう一度採血したいということだけでした。


今朝、検査結果を受け取ったところ
ほとんどすべての項目が正常値で、ようやく一安心。


健康診断は実に7、8年ぶりで、受ける段階から少し気にしてたので
それで、余計に不安を煽られてしまったようです。

みなさん、健康診断は定期的に受けましょう、というお話でした。