だだの日記
「一人徒歩で旅したときほど、豊かに考え、豊かに存在し、 豊かに生き、あえて言うならば、 豊かに私自身であったことはない」 ルソー
先月より、歩くことに主眼を置き、 愛宕街道や周山街道、京街道、山の辺の道と歩いてきた 街道・古道が一つのテーマで、 往時をしのびながら歩くのが楽しい。
4、5月は病気で体を動かせなかったので、 疲労度も程よく、いいリハビリとなった。
夏が近付くにつれて 早朝から歩き出したり、渓流沿いを選んだりと工夫していたが、 さすがに、もう限界。汗がほとばしる。 秋までしばらく封印しようと思う。
さて、いよいよ近付いてきた、お盆のアルプス縦走。 どこに行こうか前々からなんとなく考えていたのだけど ようやく正式に決定した。 立山・剱を経由して水平歩道を行くルート。 かなり期待度大! (本音は下の廊下を歩きたかったのだが、 今の時期は残雪で未通のため断念 ※通行は9、10月頃のみ可)
なにより、6年振りの室堂に心が沸き立つ。 心の平衡感覚の取り方を覚えた、思い出の山行以来だ。
わずか5日という短い期間ではあるものの、 一人徒歩で旅をしながら、 自己を見つめ、存在することの尊さを実感してきたい。
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