だだ争論

だだの日記

2007年03月18日(日) 思考を解き放て!

国立国際美術館の「夢の美術館」展を観てきた。
大阪市内の3つの美術館にある
20世紀の作品を一堂に会したもの。

20世紀といえば、ダリやエルンストに代表される
シュルレアリスムが台頭した時代。
難解な、というか、
どう理解したらいいかよく分からない作品ばかりだった(笑)。

途中で、数年前に名古屋で「ルネ・マグリット展」を
見てきた時のことを思い出した。
マグリットもシュルレアリスムの代表的な人。
絵の横に掲示された、彼のコメントが興味深かった。

「私の作品は、思考を解放するための
 物質的記号として構想されたのです」

普通の感覚、普通の思考で彼らの絵を捉えようとすると
よく分からないことになる。
そういったパターン化された自分の思考とか先入観を
いっぺんリセットさせてみるのも、
たまにはよいのでは、と思ったものだった。


今日観てきた中にもおもしろい作品があったが、
たくさん見過ぎて忘れちゃった。
図録でもないと、どんなのがあったか思い出せないや。
なので、若干の消化不良。

* * *

夜は3度目のクライミングジムへ。
3階は片手で数えられるくらいの人しかいなかった。
休日の夜はこんなものなのかな。今日は天気もよかったしね。
ひっそりとした雰囲気の中、
前回できなかった課題に取り組む。

1週間以上休息したので、腕の筋肉痛もバッチリ回復。
万全の状態で、いけるかなーと思っていたら、
あっさりクリア!
調子にのって、未体験の課題にチャレンジしても
ことごとく登れる!!
思わず心の中でガッツポーズ。
静かな喜びを一人で噛みしめてたよ。

やっぱり、登れるようになると
むちゃくちゃおもろい!!
傾斜がついてるとこでも、意外といける。
体の使い方が、なんとなく分かってきたような気がする。

でも、登れるところはだいたい一発でいけるのだが、
失敗したとこは、3回、4回と挑戦しても駄目。
きっと、一つのイメージに固執しているからなんだろうな。
もっと発想を広げるというか、
自由に考えていかないといけないんだな。
そしたら、違うルートを見い出して登れるのに。


そのうち腕が疲れてきて、手にできた豆もつぶれて
失敗する回数が増していく。そろそろ限界か。
さっきはクリアできた課題もできたりできなかったり。

まぁ、今日はいろいろ収穫があったし、このへんにしよっ、と。


PS. クライミングジムに自転車で通うようになってから、
  夕焼けってきれいだなーと改めて思うようになった。
  ほら、ここのジムへ向かう道って、あまり高い建物がないから。
  夕焼けがよく見えるよ。


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