だだの日記
国立国際美術館の「夢の美術館」展を観てきた。 大阪市内の3つの美術館にある 20世紀の作品を一堂に会したもの。
20世紀といえば、ダリやエルンストに代表される シュルレアリスムが台頭した時代。 難解な、というか、 どう理解したらいいかよく分からない作品ばかりだった(笑)。
途中で、数年前に名古屋で「ルネ・マグリット展」を 見てきた時のことを思い出した。 マグリットもシュルレアリスムの代表的な人。 絵の横に掲示された、彼のコメントが興味深かった。
「私の作品は、思考を解放するための 物質的記号として構想されたのです」
普通の感覚、普通の思考で彼らの絵を捉えようとすると よく分からないことになる。 そういったパターン化された自分の思考とか先入観を いっぺんリセットさせてみるのも、 たまにはよいのでは、と思ったものだった。
今日観てきた中にもおもしろい作品があったが、 たくさん見過ぎて忘れちゃった。 図録でもないと、どんなのがあったか思い出せないや。 なので、若干の消化不良。
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夜は3度目のクライミングジムへ。 3階は片手で数えられるくらいの人しかいなかった。 休日の夜はこんなものなのかな。今日は天気もよかったしね。 ひっそりとした雰囲気の中、 前回できなかった課題に取り組む。
1週間以上休息したので、腕の筋肉痛もバッチリ回復。 万全の状態で、いけるかなーと思っていたら、 あっさりクリア! 調子にのって、未体験の課題にチャレンジしても ことごとく登れる!! 思わず心の中でガッツポーズ。 静かな喜びを一人で噛みしめてたよ。
やっぱり、登れるようになると むちゃくちゃおもろい!! 傾斜がついてるとこでも、意外といける。 体の使い方が、なんとなく分かってきたような気がする。
でも、登れるところはだいたい一発でいけるのだが、 失敗したとこは、3回、4回と挑戦しても駄目。 きっと、一つのイメージに固執しているからなんだろうな。 もっと発想を広げるというか、 自由に考えていかないといけないんだな。 そしたら、違うルートを見い出して登れるのに。
そのうち腕が疲れてきて、手にできた豆もつぶれて 失敗する回数が増していく。そろそろ限界か。 さっきはクリアできた課題もできたりできなかったり。
まぁ、今日はいろいろ収穫があったし、このへんにしよっ、と。
PS. クライミングジムに自転車で通うようになってから、 夕焼けってきれいだなーと改めて思うようになった。 ほら、ここのジムへ向かう道って、あまり高い建物がないから。 夕焼けがよく見えるよ。
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