だだの日記
京都の老舗湯豆腐店Oに行く。 4000円の湯豆腐コースがすこぶるうまい! 江戸時代の製法を再現し、市販の豆腐より歯ごたえがある。
聞けばあら塩をむしろに入れて吊り下げ、 地下室の中でぽたぽたと垂れ落ちたにがりを使ってるとのこと。 これが昔ながらの作り方。 第2次大戦時に、にがりを使うと爆弾の威力が増すとのことで 軍に取られてしまって以来、日本の豆腐は今市販されているような プルプルした豆腐になってしまったとのこと。 (本物のにがりは作るのに時間がかかるらしい)
今は石垣島に伝わる「島どうふ」の製作に取り組んでいるとのこと。 こちらの材料は豆と海水のみ。この海水をわざわざ石垣島から 空輸して取り寄せる心積もりらしい。恐るべし。 そしてこの「島どうふ」が本当にすごい逸品らしい。 本日頂いた「昔どうふ」もおいしかったが、その上をさらに行き 「これこそがほんまの豆腐や!」(店主)と叫びたくなる味のようだ。 遅くても今年中の完成。 楽しみやね。
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