だだ争論

だだの日記

2002年07月15日(月) 日野啓三的世界

好きな作家を問われ"日野啓三"を挙げる時がある(*1)。
とはいっても実はまだ2冊しか読んだことないので、
ほんとに好きなんだろうか、好きな作家に入れていいのかと思うこともある。

年代ごとに作風が違ったりするみたいだけど、
僕の認識では、彼は意識の深層に迫った作家だと思ってる。
それが時にヘビィで、読むぞ!と気合いを入れないと
読む気になれないのも正直なところ。
だからまだ2冊しか読んだことがないのである(*2)。


今日、『夢の島』を読み終えた。
僕の読後感は、いいとこまでいってるけどちょっと物足りないって感じ。
★★★☆☆ってとこです。
なんかこう、心がかきたてられる文章が少なかった。



(*1)どうせ知ってる人のほうが少ないから挙げない時も多い。
知らない人に説明するのめんどいしね(^^;)

(*2)絶版が多く、読む機会が得られないということもある。


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