++わたしだけのヒト++
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2005年02月19日(土)<<<私の居場所。

 最近お仕事が忙しいだーりん。
 
 毎日の日課のお電話も30分以内で用件のみ。

 私もだーりんが疲れてるのわかってたから

 特に不満も言わずだーりんの体調を最優先にしてた。

 だからちょっと寂しい気持ちも溜まってたんだよね。

 そしてついに昨日また私たちの間に

 溝を作ろうとする出来事が起きた。

 それはだーりんの一言。






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 はぁ〜〜〜?(摩邪風に)

 なんですと???

 寝耳に水な出来事に私は耳を疑った。

 まただーりん母がでしゃばってきたのだった。

 だーりん母にすれば思いやりなのかもしれないけれど

 はっきり言って私たちにとって迷惑千万でしかないのです。

 すでにだーりん母のイメージで固められた

 私たちの新居とても息苦しいです。

 一体誰が住む家なのか?と思う程。

 人の意見も聞かず動き始めるだーりん母に

 またもや呆れました。

 ただでさえ余計なお世話が多すぎる人。

 私ははっきり言って大嫌いです。

 
 だからだーりんにも

 「もう私その家には住みたくない 私の居場所なんかない
  わざと私が住めないようにしているとしか思えない
  私には悪意としか思えない
  もう私たちの事を思うのなら余計な事はしないで」

 そう伝えました。

 はっきり言って私は悪い嫁だと思います。
 
 でも私もそれなりの我慢をしてきました。

 なのに何度も何度も私の嫌がることばかりして

 だーりんと別れさせようとする

 だーりん母の汚さには憎しみしかわきません。

 許せなかった。

 いっぱい泣いていっぱい本音を話した。

 だーりん自身親の横暴には頭に来ている。

 だから

 この家を出て親に干渉されず暮らせるところに

 二人で住もうとも言ってくれました。

 どうしても私があの家に自分の居場所がみつからないなら・・・


 でも私にはあの家に居場所なんか見つかるはずないのです。

 だってあれは私とだーりんが二人で作った家ではないから

 だーりんの両親の息のかかった家。

 どう考えても落ち着けるはずもない。

 もう嫌でたまらなかった。


 そしたらだーりんが

 「ごめんな・・・俺はなつめを不幸にしてばかりだな
  確かにあの家で居場所を見つけて欲しいという方が無理だよな
  俺だって今のこの家に居場所なんかないからな
  でも、なつめの居場所は俺自身じゃだめか?
  俺がなつめの居場所ならば俺がこの家に居ていい理由が 
  なつめのこの家に居る理由にかわるんだよ
  そういう理由じゃ駄目なのかな?
  俺が理由じゃ駄目?」

 そう言ってくれた。

 よく考えたらそうなんだ。

 私は家やだーりん母に囚われすぎて
 
 自分にとって一番大切なものを見失ってた。

 私にとってだーりんと一緒に居るのが
 
 一番大切なことなのに。

 そう思ったら悩んでることが

 どうでもよくなった。

 私の居場所はだーりんの中。

 だーりんの居場所も私の中にある。

 それがわかったら

 他に何もいらない。

 私は私の居場所を見つけた。


 だからもう大丈夫。


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