月と散歩   )   
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2002年11月30日(土) 『蜘蛛の糸』

深夜。

ヘンな時間に目が覚めてしまった僕は、恐るおそるその戸を開けた…。

誰も居ない浴場。
でも気配を感じるのは、立ち上る湯気のせいだろうか。

左肘に何か触れた。
けど見ても何もない。

…?

シャワーへ伸ばした手に何か触った。

??

見ると『それ』は すぅっと天井まで続いてる。
そしてその先には必死に糸を紡ぐ蜘蛛の姿が…!

うぅあ!

その隣にも影を確認。
目を凝らす。

…デカイ。
虫?…いやコウモリ…?(汗)
…まさか…キノコッ!?

なんでこんなトコに?!


出ようとして肩を見ると、そこにはまた蜘蛛の糸が…!


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