月と散歩   )   
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2002年05月05日(日) Enter:


戻ってきました。名古屋。
『帰ってきました』じゃないのが微妙なトコ(苦笑)。

―――

兄貴も、帰郷。
ひさしぶりに家族が揃う。 今年はひとり増えて。

2月に生まれた、兄貴の子。
『芽依(めい)』。
僕が
「そうかー、姪(めい)のメイかー…」
というと、
「まだいいさ。私なんか『孫のメイ』になるんだよ。どっちさ!ってねー(笑)」
と母。

けだし、名言(苦笑)。

―――

そんな我が家で寝たのは、5連休のうち 二晩だけ。
あとは、友人宅でザコ寝。
そりゃあ、風邪も引きますわ。

―――

1歳の頃からの、幼馴染み。
それと
高校から、かれこれ10年近い付き合いになる 友人たち。

もう、『友達』とかいう枠ではくくれないような。

とても、居心地の良い空気がそこにはあり。


…僕には 帰る場所がある。

―――

今回の帰郷、その目的のひとつに
『そろそろ僕らでバンドを組んでみよう』
ってのがあった。

世の中にストリートな人達が流行る、ちょっと前。
僕らがギターを握ったのは そんな頃。
流行に乗るでもなく、誰かに媚びるでもなく
それぞれのペースで好き勝手にやっていた。

…それがいけなかったのか…(苦笑)。

それぞれ、好きなアーティストが 違う。
目指すものが、違う。
カッコよく言うと、『音楽性』が違う(笑)。

結局、みんな揃ってみても演りたい曲が 決まらない。
楽器も満足に揃わない。
ドラムのかわりに、100円ショップで買ってきたバケツが並んで。


…来年3月に、仲間のひとりが結婚します。
みんな、それまでにはせめて1曲…ね(笑)。

―――

気持ちを伝えるのは、いつも難しい。

言葉でも、文字にしても伝えきれないことがある。
…わかっちゃあ、いるんだけどね。
仕方ないよね。

…仕方ない、のか?

―――

懐かしい故郷の桜

二度見る春に
淡い期待と、下心

隠しても隠しきれるわけ無く

だからどうしたと
開き直って、振り返る

…そんなところに、いるわけもなく

―――

『その声』で、日常に引き戻される。


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