月と散歩   )   
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2002年02月15日(金) 『いのり』


人間は、どこまでも貪欲で
エゴに満ちている。

どんな時だろうと、
腹は減るし 眠気はやってくる。

目が覚めれば太陽はうえにあり、
夜には月も昇る。

僕らは生きてる。
生かされている。

ちっぽけな僕らに、世界はあんまり広大だから
ついつい自分の足元を見るだけで精一杯になってしまう。

だから、いつも背中合わせにあるはずの『死』ですら
見落としがちだ。

それを忘れて恋をする自分を
『生き物の本能』だとか、
『いなくなった人の分まで』なんて
もっともらしい理由で 正当化しながら…

僕らは、生きてゆく。


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