★ 夏海の日記 ★
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2008年02月15日(金) |
そんなに人を殺したいのか? |
Date: Fri, 15 Feb 2008 18:14:29
以前、コミュニケーションの授業で、会社の経営戦略の例え話で、 湾岸戦争の時に、アメリカはいかに自国の兵士を殺すことなく、効率よくイラクを破壊するか?について、先生は得意げに講義していた。 例え話にせよ、効率よく人を殺すことを得意げに述べる先生の心理とは?と私は考えた。 アメリカの立場に立って考えたら、あの戦争は善で、 でも爆弾を投下されて死んだ者にとっては、アメリカ人は悪魔だと思う。 あの戦略は有効的であったと豪語するのは、あの戦争を肯定することで、 早く戦争を終結させる為に行われた大量殺戮行為は、彼にとっては善であるのかと、私は不愉快になった。
彼にとっては、映画を見ているような感覚で、あの打ち上げ花火のような画像を見ていたんだろう。 私(の気持ち)は、あの中にいて、逃げ惑っていた。
人の命の重さは同じなのに、 自分の子供とその友達を殺した女は人非人と言われ、 方や明らかにその下に多くの人が暮らし、眠っていることを知っていながら、 その爆弾によって人を殺す意思を持ってミサイルを発射した人や、それを指示した人は、 何て頭が良いんだと言われるなんて。
そして昨日、『花屋』を開店するにあたって という指示を与えられて、コミュニケーションの授業があり、 またもや効率的に人を殺したアメリカ軍の例え話を始めた。
なぜ戦略と言うと、人を殺す戦争という例え話しかできないのか?
彼は、そんなに人を殺したいのだろうか? 彼が言うところの、カウンセラーでありながら。
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