★ 夏海の日記 ★
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2007年12月06日(木) |
ライフ・タイム・リスペクト |
何年前だったかなぁ〜 三木道三というミュージさんが、歌っていたラップ? 『ライフ・イズ・リスペクト』 ・・・ 【訂正】ごめんなさい。正しくは、『ライフ・タイム・リスペクト』だそうです f^^;(20071216) (『リスペクト』をググってみました。尊敬or尊重 が その和訳だそうです。 teaや私は、『(良い意味で)影響を受ける』という意味で理解しています。)
一時期、ラジオで毎日のように流れていました。 「一生一緒にいてくれや」 「オレにちゃんと愛さしてくれや」 年を取ったらちゃんと介護するし、 「オレを信じなさい」
うーん... 個人的にはね、私は好きだったのよ。 CDもコピーして貰って、車で聞いていたし。 (そう言えば、その頃だったな。腰を痛めて寝たきりの生活をしたのは)
ある時、TVで歌っている曲を聴きながら うーたんが言いました。 「この曲、いい曲だ。聞いていると涙が出てくる。」
ちょーっと 待ったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
あぁぁぁぁん?! あんだってぇ〜?!
あなたは、この曲のどの部分を聞いて、涙したと言うのだ? 正直とても腹が立ちました。
私がとても共感し、「うん、うん、そうだよね」と思っていた部分があります。 それは、曲の中に、 「○○したり」(ごめん。忘れた) 「喧嘩したり」 「愛のあるsexに精出したり」 という部分。
富める時も 病める時も .....は、教会の結婚式で使うフレーズ。 良い時も 悪い時も 時には本気で喧嘩して そして仲直りして そして。 愛のあるsexに精を出す・・・
私たちは 喧嘩をしなかった。 私が一方的に怒り、うーたんは嵐が過ぎ去るのを待っていた。 『怒る』という感情はとてもエネルギーが必要で、とても疲れる。 その疲れる行為を行っても、結局何も改善されない。 つまり、私は無駄に怒って、無駄に疲れていた。 私一人が踊っていただけだった。
そして 私たちの間には『愛のあるsex』は ほとんど存在なかった。
私はこの歌を聞き、羨ましいなと思った。 愛のあるsexは大切だよなと思った。 それは 私にはとても とても とても 必要な行為だった。 いくつになっても、年を取っても。 sexは、私には大切で、必要で、だから 羨ましいなと。 歌を聞くたびに 毎回。毎日。
「涙が出た」の言葉を聞き、「けっ!!」と思った。 心の距離を実感した。 同じ歌を聞きながら、私たちの求めているのは違うのね と。
たぶん心が弱っていたでしょう うーたんは、 「どんなに辛い時も 一緒にいようね」 「愛し合おうね」(それは 『heart to heart』 と言う意味で) うーたんの耳には、そう聞こえていたのでしょう。 うーたんには 支えが必要で、『傍にいてくれる人』が必要だった。
「私が男だったら、どうした?」 私が よくした質問だった。 私は性別など関係なく、私は私として求め、愛し、傍にいてくれる人を欲していた。 異性であるところの『男性』である方が、世間的にも面倒がなかったが、別に異性である必要を感じていなかった。 この質問の真意としては、 私を『人間として』好きなのか?『性別学上の女だから』好きなのか?を知りたかったから。
「夏海が男だったら困る」 うーたんは そう言った。 なぜ困る? なぜ困るのだろう? 私には理解できなかった。 sexがない以上、私が女である必要などない。 食事を作り、洗濯をし、傍に居て励まし 支えてくれる。 父親の跡を継ぎぐ必要があった うーたんには、工場に必要な労働力として、力や体力のある男の方が良いだろう? 女である必要なんて、抱きしめた時に『柔らかい』くらいではないかい?
たぶん私の考えの方が特殊なんだと思う。(実は、teaも同じ考えだったりする。似たもの夫婦やねぇ f^^;) 異性であっても、同性であっても、性別なんてどっちでも良く、 だから『結婚』という形式なんて興味がない。 私は女だから、子供を産むことができる。 少なくとも 自分の遺伝子を未来に引き継ぐ子供を。 (私の好きな アメリカの有名女優の ジョディー・フォスターのように) だから私は相手を性別で区別しなくても良い。
今年、『ライフ・タイム・リスペクト』の返歌が流行っています。 女性側から歌った『ライフ・イズ・リスペクト』
持たれ合わないで、一緒に成長していこうね。 お互い尊敬し合えるように成長しようね。 ずーーっと一緒にいるよ。だから、安心してね。
『持たれ合わないで』 一人が相手を一方的に背負ったりしないで、 もしくは お互いが相手に依存したりなどしないで、 お互いに尊敬できる存在になりましょう。 二人で 一緒に成長していきましょう。
少し前から、書き始めている 私の過去の傷。 結婚したことは、失敗だったとは思わないけれど、 結果として、二人とも傷つき、離婚へと至ってしまった。 過去を過去として清算し、 私は こんなことに 傷ついていたと 口に出すことができるようになった今、 この歌が流れてきました。 私が 好きで、CDをコピーして貰ってまで毎日聞いていた、 そして 私を傷つけた歌が。
『時が満ちた』 『時が来た』 人には、動くべきときが必ずある。 動くべき時と 立ち止まって考えるときと、何も考えないで、ひたすら傷を癒す時期と。
今、この時 この時期に、この歌が流れて来たのは 運命のような気がする。 今でよかった。 この歌が流行るのが もう少し早かったら、きっと塞ぎかけた傷が また血を噴いたかも知れない。 そんなこんなを考えながら、女性が歌っている『ライフ・タイム・リスペクト』を聞いています。
これ、コミュニケーションの授業中に書いた3時間の大作です ^^; この日のコミュニケーションの授業は、『日本の経済について』の講義だったので、暇だったのだー
私の実家では、政治や経済の話をよくしていました。 今、私とteaは 同じような会話をしています。 私たちの好きなTV番組はよく似ていて、(『大田総理』や『たかじんのそこまで言って委員会』など ^^;)それを見ながら持論を話し合います。 先生は 断定しました。 普通、家では政治経済の話などしないでしょうけれど...と。 『普通』と断定する根拠が判らない。 それこそ、聴衆を小ばかにした台詞だと、本人は気づいていない。 授業の休み時間に ある人が先生と世間話をした。 就職活動をいつしたら良いのか悩んでいると。 授業の最後に 先生が名指しで ○○さんのように...と 『個人的に話した悩み』を公表してしまった。 彼女は とても傷ついた。
私は 私の一件依頼、彼を信用していない。 この出来事があって、やはり信用に値しない人間であることが判った。 『カウンセラー』の資格を持っているのにね。はい、残念でした。
20071209
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