★ 夏海の日記 ★

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2002年03月26日(火) 気の重い 2日目(^^;

水曜日が雨の予報だったので、今日観に行くはずだった映画は、明日に延期して、今日は最近できたばかりの公園に遊ばせに行く予定でいました。そこは、何でも 小高い丘があって、ヘルメットや肘パットなど、防具を貸し出ししていて、そこからソリで滑り降りて遊ぶことができるという話だったので、そういう『体を使った遊び』が好きな私は、そこへ行こうと思っていました。

家で洗濯を済ませ、実家へ行くと、鍵が掛かっており、母の携帯に電話をすると、病院に行く途中でだという話でした。それならそうと、連絡をくれ〜!と思いながら、病院で待ち合わせすることに決めました。ラッキーなことに、駐車スペースがすぐ見付かり、妹の朝ご飯のお弁当を買っているコンビニで 母と甥っ子を掴まえることができました。
姪っ子が検査をしている時間にお弁当を届け、すぐに帰るつもりで病室に行くと、姪っ子はもう検査から帰って来ており、母の顔を見て喜び、甥っ子にひっつき、そして最後には、『1歳半の考えるだけ考えた知恵』で、私を掴まえておけば、誰も帰らないで傍に居てくれるということに気付いたようで、私の手を離さなくなりました。
今回は 検査の為の入院なので、姪っ子は元気そのもの。どうして自分がここにいなくちゃいけないのか、当然 解っていません。元気いっぱいだから、走り回りたいのに、点滴を付けられ、それをガラガラひきずりながらの廊下の散歩しか許されていませんでした。そして、それを可哀想に思っている母と、手を離して貰えない私。甥っ子は段々イライラし始めました。
無理矢理帰ると、姪っ子は 怒って泣き出して 泣きやまないのは目に見えています。なので、姪っ子が納得して寝るまで 傍にいないといけない状態でした。
でも、私を独り占めしたい、私と一緒に遊びたい甥っ子には、おもしろくありません。どんどん機嫌が悪くなり、甥っ子の機嫌が悪くなるに連れて、母もイライラし始めました。

やっと開放されたのが、12時過ぎ。もうお昼ご飯です。
私との食事を楽しみにしている母が、「何を食べる?」と嬉しそうに聞くのですが、甥っ子は不機嫌そのもので、何を聞いても ふてくされて 食べたいのだか、食べたくないのだか判らない返事をし、その答えかたに母も険のある言葉を並べだしました。
頼むから、もうちょっと友好的な 会話ができないものかなぁ...子供相手なんだし...余計怒らせて、どうするんだ〜?!って思いました。
病院のすぐ側に美味しいカツを食べさせてくれるお店があるので、結局そこへ行き、美味しいのに、楽しくない食事を始めました。

ふと甥っ子が割った割り箸を見てみると、とても綺麗に割れています。そこで、「すっごーい!こんなに綺麗に二つに割れるなんて、何か良いことがあるかもよ!」と甥っ子に振ってみると、やっと機嫌が良くなりました。

出発が予定よりずいぶん遅くなりましたが、公園へGOです。
ところが、思っていた場所は、公園ではなく、私が行きたいと思っていた公園は、そこから1時間程度かかる場所にあるというではないですか!この時間からそこへ向かうと、私が家の晩ご飯が作れなくなる...と言うことで、急遽 家の近所にあるボウリングに行くことに決めました。

駐車場に車を止めると、母は疲れたから 車の中で寝ていると言ったので、母を車に残して甥っ子と2人でボウリングを始めました。(疲れてるなら、家に居て貰っても良かったのに... ー"ー;)
最近のボウリングは、子供用にガーターがないレーンがあるんですね〜!
あまり上手くない私と、側面に上手く当ててピンを倒す甥っ子は、結構良い勝負で、2ゲームを続けてやって、まだまだやりたがる甥っ子より先に、私がダウンしてしまいましたσ(^◇^;)

その後、3人で晩ご飯の買い出しに出掛けたのですが、気疲れで どんどん気力がなくなっていく私。今度は私を独り占めできる♪と テンションの高い母にまた疲れて、私の顔が どんどん無表情になっていくのが分かりました。

帰りに ふと 甥っ子の指を見てみると、全ての指の爪がギザギザになっていて、明らかに 自分でかみ切っているようです。それは、ストレスからで、私も同じく爪をかみ切っていたので、その『ストレス度』は よく分かります。その上、甥っ子は 指先の皮も 血が出るくらい 剥いていて、指先がボロボロでした。
その様子をみて、母は 「手がバイキンで腐るから、よしなさい」と責めていました。甥っ子が可哀想になった私は、甥っ子に握手を求め、「実は私も爪を噛んでいたんだ〜。一緒だね♪」と、味方になってあげたのですが...。

本人は、噛みたい訳じゃない。明らかにストレスなのに。止めたくても 止められない癖なのに。
私は、自分の髪の毛を抜いていたことも ありました。毎朝 トイレで吐いてから学校に出掛けていた時期もありました。
自分では どうしようもない 衝動
母は、私に与えたのと 同じことを 甥っ子に与えてるんだなぁと、そしてそのことに まだ気付いていないんだなぁと 甥っ子を救ってあげられない無力さに落ち込みました。

家に帰り、取りあえず 夫にギューってしてもらって、愚痴を思いっきりこぼしてから、気合いを入れて 食事作りに取りかかりました。
夫君 毎回 ごめんね


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