★ 夏海の日記 ★

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2001年08月31日(金) 宗教考...?

怖いものが苦手な私なのですが、夏になるとTV局がこぞって心霊とか恐怖特集をするでしょ?稲川淳二さんなんて、ひっぱりだこだったりする。夜、お風呂に入るのが怖くなるので、見ないようにしてるんだけど、番宣が急に流れて、無防備に見ちゃったりしません?あれって、突然怖いよねぇ...
で、最近立て続けに『除霊』やら『招霊』やらしてたんだけど、「あれ?!」ってことに気が付いちゃった。

『除霊』の番組では、神式で、神主さんのような人(陰陽師?)が絵帽子を被って、祝詞(のりと)を唱えてるの。『高天原(日本の神様が住んでいる場所)に...ナントカ カントカ〜』って。
違う歌番組では、巫女さんの格好をした女性が、やっぱり『高天原に〜』って白い紙がべらべら付いてる棒をシャラ〜ンって振ってたの。でも、霊場のトンネルでは、『般若心教』を唱えてた。その後、今度はお寺の庵主様(女性のお坊様)が招霊する時にお唱えするのは、今度はお経だったの!
あれっ?
外国では、オーメンでメジャーになった、キリスト教会で『神の み名において...』だったり、土着のそれぞれの民族の巫女(って言うのかなぁ?)が、それぞれの方式で払ったり、迎えたりする。

・・・・・?

亡くなった人の霊って、宗教別に棲み分けがあるの?あれ?動物の霊は?草や木や魚や鳥等の魂は?宗教...あれっ??宗教なんて、関係ないよね?
なら、あれは精神統一の為の言葉で、お教やら祝詞やらで精神統一して、後は その人の気合いってことなのかな?どうなんでしょ...?

私の死後のイメージは、(魂だけになったら)自分の好きな年齢や姿形になれて、自分に合う村(表現が変かしら?)で、仲良く暮らしているって感じなんだけど、
人間って(動物もだけど)、生きてる方が特殊で、生きてる(最高でも たかだか100年ちょっと)以外は、死んでるんだよね?(う〜ん...表現が変だぞ〜)もし死後に宗教が介在しているのだとしたら、死んでさえも何かに縛られていないといけないってことになりません?なら、窮屈だなぁ〜!ヤダなぁ〜!


学生時代の友人が、『○○』の信者で、誘われたことがあります。「その宗教に入信すると、死後天国へ行ける。入信していないと地獄へ堕ちる」んだって言ってました。で、彼女曰く、彼女の父親は入信していないので、死後は地獄へ堕ちるんだそうです。入信しないまま亡くなった祖父母や先祖は、地獄にいるんだそうです。おいおい!変だぞ!変だってことに、なぜ気が付かない?!

私は宗教って、心の平和の為やら、道徳やらの為に必要だと思う。日本は無宗教だから、『恥』がなくなったんだと思うの。
空から見ている神様や仏様(私は『自然(空・大地・山・木々・川・火・風)』が全部神様だと思っていますが)に恥ずかしくない生き方をしているかって自分を省みるって、大切なことじゃない?
私の場合は、亡くなった弟や友達や祖父母が悲しまないように、恥ずかしくないように生きなくちゃって思っています。
だからと言って、生活の全部を宗教に頼って他力本願な生き方って、自分の頭で考えないで良いから とっても楽だけど、自分の人生を生きていないんだから、勿体なくないかい?

まず自分があるから、宗教(こころ)があって、だからまず自分の頭で考えて、自分の足でちゃんと立って、生きるのにズルしないで、
辛いけど一緒に頑張ろうね(*^_^*)


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