| 2001年11月23日(金) |
知り合いの弟さん＠その四 |
海に一緒に行った日
あたしが自分の気持に気づいた日
の翌週ハルは北海道へと旅行に出かけた。
出かける前ももちろん交換メールがパソコンの方にきてた。
お土産期待して待っとって！
日曜日の夕方には帰ってきます！
…って俺何報告してんねやろ？(笑)
このメールを見た時すごく嬉しかった。
今まで知り合ってからハルが旅行に行くなんて何度もあった
でも一度もお土産をもらった事がない(あたしはいつも買ってたのに！)
お土産期待して待っとって！
それだけで嬉しかった。
あと…
無意識のうちにあたしに帰る日と時間の報告してるのが
なんだかみょうにうれしかった。
日曜日ハルはちゃんと帰ってきた(あたりまえやけど…)
お土産を持って家まで来てくれた。
まだ少し肌寒いのに外でいろんな話をした。
他の人のお土産は宅配に頼んだらしい。
あたしへのお土産は持って帰ってきてくれた。それだけで嬉しかった。
翌日お土産にもらった食べきれないほどのイクラとご飯を持って
ハルんちに行った。いくら丼を食べようって事になって…
ハルんちには宅配で送ったカニミソが届いてた。
２人で飲む事になった。
カニミソのあまりの美味しさにビールはめっちゃすすんだ。
あたしは酔っ払った。
酔うと理性が飛ぶ。
本能のまま動こうとする。
今まで何度もハルの前で酔ってたけど
今回は酒の力に自分の抑えられない気持が拍車をかけた。
むしょうに抱きしめてほしかった。
自分の思いを告げる気はなかった。
やっぱり怖かったから。
でもそんなの関係ない。。。
本能のまま言葉が出る。
なぁなぁなぁ？
ん？
ちょっと(と言いつつ近寄ってみる)
どうしたん？
ちょっと、ちょっとだけギュってして
へっ？
少しハルはビックリしてたけどギュってしてくれた。
何度も、何度も
どうしたん？
なんかあった？
と繰り返しあたしに言った。
どうもせん。
なんもない。
繰り返しあたしは答えた。
ギューって力を入れてくれるたびあたしの力は抜けていった。
手なんかまさしく酔っ払いのようにダラーんってなってる。
何分抱きしめてもらったかは憶えていない。
そしたらいきなりあたしをハルの体から放しこう言った。
みんなの思う壺やで？いいんか？
この頃周りの皆に
「付き合ってんねやろ？」
「付き合ったらええねん」
としょっちゅう言われてた。そのたび２人は否定してきた。
そんな関係ちゃうもん！
そうや。そんな関係ちゃうで。もっとええ関係や。
そう言って来たことが嘘になる。
みんなの思う壺で、皆に乗せられたかのように思われるかも。。。
でも、そんなんどうでもよかった。
いい。好きやもん！
言うてしもた。。。
つづく。。。
「言っちゃったか！こなつ！」
と思ってくれたお人、笑ってなくてもハイ。一票。
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