ココナツ日和

2001年10月31日(水) 別れの日がくるのなら…




Rが話を聞いてほしいと連絡してきた。

彼氏のことなんだろうなってすぐにわかった。




Rは彼といつか結婚したいと言ってた。
彼もRと結婚したいとよく私にも言ってた。
私はそんな2人がうらやましかった。




Rの彼は両親の顔を知らない。
10代の頃から夜の仕事しかしたことのない人。
自分には夜の仕事しかないといつも言ってた。
自分の仕事にすごく誇りをもってる人。



Rは夜の仕事と言う未知の世界に魅力を持っていたらしい。


そんな時に彼と出会った。

5つ歳のはなれた彼とは何もかもが新鮮で、毎日が楽しいと言ってた。




でも



家族の反対

家族に会おうとしない彼

それでも結婚の話を勝手に進める彼

生活のリズムの違い

他にもいろんな事がRを悩ませていた。




今までも何度も相談を受けそのたびに別れたいと言ってた。

でも愛情か同情かはわからないけど嫌いじゃないから・・・

といって結局いつもどうりに彼の彼女をしてた。




でも今回は「話を聞いてほしい」と連絡してきたけど

たぶんもう結果は自分の中で出てるんだろうなぁと思った。

背中をちょっと押してほしいんだなぁって。。。



会ってRの話を聞き、あたしの今までの恋愛の話をして

後はいつものようにどうでもいい話で盛り上がって帰って来た。

本当は「別れたら?」って言ってほしかったのかもしれない。

でも言わなかった。あたしが決める事じゃないから。












さっき「今日彼に別れを告げに行く」とメールが入ってきた。














出会いの数だけ別れもある。

いつか私とハルにも別れがやってくるかもしれない。

Rと同じ気持で泣くのかもしれない。




そう思ったらすごく怖くなった。

そんな日がこないことを心から願う。



これから先私とハルに別れの時が来るのならば

ハルの姓になって

ハルの子供を産んで

ハルに見送られながらこの世からいなくなりたい。




そんな別れならいいのに。


本気でそう思った。


 < カコ  INDEX  ミライ >


子捺 [MAIL]