ココナツ日和

2001年10月20日(土) 昔の彼

昨日友達と話してて昔の男の話題になって一人の元彼を思い出した

その彼は20歳から23歳まで付き合ってた。


一つ下の人だった。

年下の彼氏ってのは初めてで、すごく楽しかった。

時にすごく甘えてきてくれて

時にすごく頼もしかった



彼の家族はすごくあたしを気に入ってくれてた

一緒に家族旅行とかにも何度も行った

GWも 盆休みも 正月休みもあたしは実家には帰らず彼の家に帰ってた

実家に帰るのは土日の休みを利用して彼に用事がある時だった。



でもさすがに地元の友達ともゆっくり会いたい。。。

家族ともゆっくり食事に行ったりしたい。。。

だけど彼は

「俺よりも友達を取るんか!」

とよく言ってた。

「Nも大事やけど友達も大事や!」

なんて何回言って何回喧嘩した事か。。。



付き合って2年目のGWにあたしはそんな彼を置いて実家に帰った。

すごく楽しかった。ココにいるあたしがほんまの自分やと思った。

GWが終わってその足で彼の部屋に。。。彼は出かけてた

あまりに散らかってたので部屋の掃除をしてるときにいろんな物を発見した



彼の部屋にあるあたしのパジャマを着た女のポラ

2人で行った事のないラブホのライター

「ぐっすり寝てるから起こさないで帰るね♪」の手紙

はずしてテレビの上に置いてあったお揃いのリング



あたしが実家に帰ってた5日間そのポラの女と一緒だったに違いない。

こんなにネタが揃ってればあきらかにその女とやってる。

普段 一日に何度も連絡してくるような奴だったのにGW中ほとんど連絡が

なかったのもうなずけた。




あまりにもビックリして涙も出てこなかった。

呆然としてる時彼が帰ってきた。いつもどうりにニコニコしてた。

いや。。。いつも以上に優しかった。

「実家楽しかった?」
「うん」

「友達とたくさん会えた?」
「うん」

「たまにはゆっくりするんもいいかもな」


その瞬間あたしはポラや手紙を出してきて投げつけた。




彼は一瞬にして顔色が変わった。

「違うんやって!違うんやって!」


何がどう違うのか問いただしても答えられないのに
「違うんやって!」
を言い続けてた。。



さすがにその時は涙が止まらなかった。
悲しかったんじゃない。
悔しかった。
情けなかった。



別れようと思った。
別れれると思った。



別れた 年彼は薬にはまっていった。










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