‖ ひびひより日記 ‖
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2007年11月18日(日) オセロー

昨日、見て来ました。
休憩を入れて、3時間50分なり。(マチネ)

終わってから、お茶して。夕飯の食べ終わったら、9時だった(フイュギュアを見ながら食事して後片付け)
そのあと、録画していた「ちりとてちん」を見たあと…何を見てたのか〜??
気づけば、12時をまわっていた…。ちょっと寒くて、目が覚めたんですが、
疲れちゃったのかな?
そんなわけで、昨日は、PCもあけず…。

芝居は、シェイクスピア。
ストーリーは、ものすごく単純明快なのに、それをぐいぐい見せてくれるのは、シェイクスピアなのか?
蜷川さんなのか!?
前日に、3年くらい前ににBSの「子供のためのシェイクスピア」シリーズの「オセロー」を録画していたのを
見てたんですが、そこでは、吉田鋼太郎さんが、イアゴー でした。
コチラは、2時間くらいかな?見やすいようにコミカルな要素も入ってましたが、面白かった。

さて、それとは、全然違う演出ですが、吉田さんのオセローの嫉妬で苦しむようすが、痛いくらい…。
地位も名誉もあるのに、妻となった美しい妻を信じられないのか、愛し過ぎるといえば、それまでだけど、
イアゴーのうそにそそのかされて、1人で勝手に妄想を膨らまさせて、壊れていく。
そんなオセローに一方的に疑われて、殺されてしまうデスデモーナの哀れなこと。
だけど、最後まで、一途にオセローを愛して信じたデスデモーナは、無垢な少女のままでした。

最後のカテコでオセロとイアゴー、デスデモーナと残るんですが…
ちょっと親子のように見える…。
高橋さんのイアゴーもしゃべってしゃべって、オセロー、キャシオー、ロダイーゴーを翻弄していくんだけど、
でも見た目が優しい顔っていうか(きっと実年令よりも若く見える)、
「正直者」の見た目は、合っているんだけど、悪人顔には、見えない…。
だから、こんな奴の口車にのちゃって、とか思ってしまう。
(だからこそ、騙されるんだろうなあ)

蒼井優さんのデスデモーナは、2幕が、可哀想なくらい、哀れだったけど、
最後、オセローに手に掛けられるその最後まで、オセローを愛しているのがやっぱり、悲しい…。

蒼井優のイメージは、なんか、儚いとか悲しげなっていうかそんなイメージとちょっと意思の強いっていうイメージ(フラガール)が共同していて、
天真爛漫に笑うという顔をしらない。
笑っても微笑むって感じかな〜。(やはり、見た目が清楚な感じ)
だから、1幕の無邪気にオセローを慕うのが違和感を感じたりしたんだけど、
反対に2幕の嘆き悲しむ姿は、大きな動きがないのに、十分悲しさがあふれておりましたね。
髪の毛も少しウエーブがついた長い髪も美しかったし、
キプロスに到着した時のアップ髪も美しかったです。
だけど、最後のカテコで、着ていた寝巻きの上に羽織った裾の長い白いガウン姿がきれいだったなあ(笑)

黒人の中年男が若くて美しい妻を手にしたけれど、それは、その妻が父親に反対されることを知っていて、
親を欺いてオセローと結婚したこと。
その欺いたことがのち、オセローを欺くのかも知れないという疑念をもたすという序幕があったけれど、
副官になれなかった嫉妬からなのか、妻の浮気を疑ってからの復讐なのか、オセローを貶めていくイアゴー。
まんまとはめられていくオセロー。
単純にみたら、嫉妬に狂っていく哀れな男の話になんだけど
それをぐいぐい見せていく手腕と、演技の迫力って、あるものなんだと思われる芝居でした。

今回、芝居を観劇するのが始めての子も一緒だったんだけど、
楽しんでもらえて、良かったです。えてして、シェイクスピアって、退屈なときも合ったりするからなあ。(笑)

私もTV放送とかで、色々見るようになって、同じ演目でも演出の違いが一番みれるのは、シェイクスピアのような気がするんで
幅広く、みていたいなあって、思うこの頃では、ありますが、
お財布との検討もあるので、結局、生の舞台をみるのは、チョイスするしかないんだよね(笑)

あと一番見るべき「ハムレット」2本があるんだよね。
野村萬斎さんと藤原竜也くんの。
竜也のは、見ようとしていて、中途のまんまです。あの鉄柵の編みが嫌なのかもなあ。
まあ両方ともDVDにいれちゃっているので、見るのが遠のいているだけなんだけど。

そうそう、セットも割りと気になるものです。
今回、最後のシーンに巨大な天蓋つきのベットが登場したのには、ビックリ。
これまでの蜷川さんのセットって、大きく変わることって、そんなになかったように思われていたから。
(まあ、ベッドが出てきただけといえば、それまでなんだけど…そのベッドが大きかったからね)
それまでは、長い階段が左右からと奥から3本伸びいていて、ちょっとした島の断崖のイメージ的でした。

手すりがついているんだけど、駆け上ったりと、ちょっとハラハラ。
そういう微妙な音が、心の動きにもでているのかもしれない…。


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