‖ ひびひより日記 ‖
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2006年07月18日(火) ロミジュリ

Theater14という企画の第3弾のプレ企画。
「純情」「よろい」「仮面」「アストラカン」と、4つのパターン。
2人の役者と1人の演出家で、構成されている、同じ脚本で、1時間のお話。

実は、「ロミオとジュリエット」が、自分で思っていたよりもものすごい、一途なラブストーリーだと知ってから、
とても興味がわいてきてました。
最初は映画だけど…あんまり覚えてなくて、オリビア・ハッセーの可憐な美しさだけ。
レオナルド・ディカプリオの映画もみたのに、ピンとこなくて…(笑)
で、落ちたのが、蜷川さんの「ロミジュリ」。藤原竜也と鈴木杏の舞台を見てから。

ロミジュリって本来のストーリーを知ってなかったこともあって、その舞台は、とても面白かった。
とくに有名なバルコニーのシーンでの一気に落ちた恋の熱情。
ふたりのやりとりが、好きでした。
まあ、障害があるほど、燃えるっていうのもあって…。

そして、男4人の「R&J」もステキでした。
そこで、姿は、男子高校生のままでも可愛いジュリエットに見えた佐藤隆太くんでした。

そんなわけで、興味は、あっても知っている役者さんも川原田樹さんしか、知らなくて…。
ひとりだったので、とても優柔不断な気持ちだったのですが、当日券で、みてきました。
目的は、川原田樹さんの「仮面」。
でも1チームじゃ、違いがわからないので、「よろい」もみました。
(結構、見る気もあったので、行く日にちは、考えていたの〜(笑)

で、思ったんだけど、これって、最初から、このチーム名があって、それから演出プランが出来たのかな?って。
でなきゃ、あまりにも「よろい」は、よろいにこだわっただけで、ロミオ役の人が汗だくで、大変だなあって、思ったし、
で、途中から話がもとにもどると、よろいを脱いだし、ジュリエットもウサギのコスプレから、本来の衣装にもどっていた。

「仮面」も京劇の仮面をつけて、出会い篇の舞踏会を現していたので、単なる象徴なのか?と思いつつもコチラは、
「仮面」の京劇舞いには、二人の関係性の想いは、見て取れたんだけど、
他のチームは、どうなんでしょうね。

「よろい」は、衣装の意味がどうシンクロされているのかは、わかりにくかったのですが…(ちょっと、不思議の国のアリスなのかって(笑))
でもこちらもバルコニーのシーンが、とても可愛くて好きでしたよ。
ジュリエット役の人がものすごく、可愛い声なのにちょっとハスッパな言葉を吐くんで。(女は、なんであれ、したたかなんだと)
ロミオは、ものすごい、ヘタレ風で…硬い感じがよろいなのかな?
愛シーンでは、セットの十字架に明かりを灯して、なんかキレイだったし。
この十字架を効果的につかっての乳母やら、神父さんをそれぞれが演じたりしていたし、
神父さんの声が…良かったです。ジュリエット。

全体的に可愛いイメージでしたが、このふたりのイメージには、ピッタリのロミジュリでした。
いや、最初にどれを見ようかと考えた時に、「よろい」のふたりの写真を見てから決めたんで…(笑)
ロミオの北村守さんの顔で決めたみたいな…(笑)←わかりやすい理由

そして、「仮面」。人気チームなのか、楽日だったし、満員でした。
段差前の列にも座りにくいイスが補助席で、でていたので…。
コチラは、「よろい」と打って変わって、大人な雰囲気でした。
樹ちゃんのジュリエットは、本当に色気のある、小悪魔的なジュリエットで、とってもしたたかでした。
バルコニーのシーンでは、タバコは、吸っているわ、酒も飲んでいるわで、ロミオを十分に振り回している姿は…女でした。(笑)
衣装も白のガウン風。もともと男同士のロミジュリだったので、ジュリエットも「僕」っていうし、
まあ、見ているほうもわかっていて見ているという感じだったので、違和感なしで、みていました。
コチラは、衣装もだけど、それぞれに絵がかかれてあって、そっちもロミジュリだったし、
ピアノとヴォーカルもありの演出でした。
そして初夜のシーンの踊っているかのようなベットシーン。
上半身裸で、転げ回っている姿は、ダンスのようでした。
そして、怪しげ…。

ロミオは、十分に大人すぎて…、可愛くないって思ったんだけど、
ジュリエットが小悪魔なので、そういう振り回される大人なロミオで良かったのかもしれない。

でもたぶんに最後のふたりの出会い篇で、演じていた京劇の役者が素に戻って、台本のセリフを読んでいるシーン。
手にキスを…ってシーンが、一番、色っぽい雰囲気だったのかも…。
そのときが、一番ドキドキしたからね。

コンパクトにつまったロミジュリ。たぶんにいいとこどりだったと思うけれど、
2007年のロミジュリは、どんな演出でされるだろうと、興味がわきました。

でも恋に落ちるふたりは、可愛いくらい愚かで、その一途な気持ちは、見ていて、微笑ましく思える。
だからこその悲劇のラストは、胸痛むのかもしれない…。


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