今日のつぶやき@日々暮らはおもしろ
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2004年12月16日(木) |
退学じゃなくて除籍だよ |
ここでもう3年と数ヶ月日記を書いているわけだから 以前から私の日記をずっと読んで下さっている方は 私の友人の誰よりも私のことをご存知なのではなかろうか。
家族構成から趣味嗜好、先日どこへ行ったかどんなものを食べたか どういうドジを踏んだか(笑)まで 私が日々どんなふうに暮らしているかはこの日記を読めば一目瞭然である。
だから、最初からこの日記を通して知り合いになった方はともかく 別のサイト等で知り合いになった方に、自分の日記を教えることは ある意味、自分の裸を晒すようなもので やたらと恥ずかしい気がして躊躇してしまうのだ。 (私、脱いだらスゴイんです・・・お腹の肉がぁ!! きゃはっ)
もっとも、実生活での知り合いとか友人には 決して私の日記を教えたりはしないけれどね。 だって、自由にネタにできなくなってしまうじゃないか。(笑)
私にとって、実生活の職場の仲間やらご近所の友達よりも ネットで知り合った友人の方がより親近感を持ってしまうのは まあそういうわけなのだと思う。
でもって、もう取り繕えないくらいここで(たまには他所様の日記で) 恥を晒してきたものだから、今さら格好つけたことを書いてもねぇ・・・・ と開き直ってしまうのであった。 (こら)
さて、先日私は 長男の第三期分の学費を払い忘れていることに気がついた。 しまった! 今までこれは忘れたことなかったのに、なんてこったぁ〜! と慌てたときは既に振り込み期限を1週間過ぎたところ。 そろそろ学校から督促が来るかもしれない、と内心焦りつつも ちょうど週末にさしかかっていたので、こうなったら1日や2日は同じだと 月曜日に振込みに行くことにした。
もう期末試験も終わってほとんど冬休み状態の長男には一応 「学校から何か行ってきたら、月曜日振り込みます、って言ってね」 と言うと、冗談めかして息子は 「もう学校辞めますから〜残念!! って言っとくよ」 とにやりと笑った。
そりゃあ、あんた。退学じゃなくて、学費払わなかったら除籍だよ、除籍。 私が大学生の頃、学費払えなくて除籍になった子がクラスにいたんだから。 何かの授業の折にふと目に入った出席簿に 「除籍」と赤い字でその子の名前が消してあるのを見たときは とっても悲しい気持ちになったもんだわ。 私なんかよりずっと勉強してたんだから、その子。
かくいう私は、大学に5年席を置いている。 いろいろあって3年生の後半、あまり授業に出席しておらず そのときの単位不足が響いてもう1年余分に行くことになった。 (私は外語系の学科なので出席日数はかなり重視されたのだ)
うちの大学は途中留年はなく、卒業ができるかできないかという問題で、 とにかく4年までは上がれた。 しかも卒論はなくてゼミ論だったので、 私はちゃんとゼミ論で合格単位をもらっていたにもかかわらず 出席日数が足りずに単位が取れなかった2科目のために卒業を1年見送ったのだ。
そのとき、父は私に 「女なんだから留年なんてすることはない。学校は辞めて帰って来い」 と言った。
しかし、悩んでいる私に仲の良かった大学の友人Rが 「いま辞めちゃったら、さとちゃんがこれまで過ごした4年間が とても無駄なことになってしまうよ。勿体ないよー。それより あと1年間多く学生やれることをラッキーだと思えばいいじゃない」 と、ポンと前期分の学費を貸してくれたのだ。 (そのくらい、当時の学費は今と比べたら安かったのだけれどね)
私は週に2日大学に行く以外は、とある参考書の出版社でアルバイトをして Rにはすぐに借りたお金を返すことができたし それなりに充実した、最後の学生生活の余分な1年間を送ることができた。
Rは現在、私の住まいの沿線にある隣の市でお習字の先生をしている。
いつかいろんな意味で私に余裕ができたら 彼女にお習字を習うのが将来の夢なのだ。
◆今日の一曲
「SOMEDAY」 佐野 元春
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