日曜日のこと。
食事の後に「新選組!」を見てまったりとしていたら
あと数分で番組が終了しようかという頃に電話がかかってきた。

日曜の夜にかかってくる電話に心当たりはない。
まあ大抵ろくなもんじゃない。
案の定、電話に出た二男が首を傾げながら私に受話器を渡す。

「もしもし？」
「あ、こんばんわ〜。ワタクシ、メイテイ の松井といいますが」
「は？」
「メイテイ の松井というもんです」

何やら後ろが騒がしくて聞き取りにくい。
おそらくは進学塾か何かの勧誘だと思うのだけれど
それにしても何度聞いても「メイテイ」としか聞こえない。
会社名なのかもしれないが、聞き慣れない名前を連呼するより
「これこれこういう会社の」という説明をまずしてもらいたいものだ。

思わず
「メイテイってなに？ 酔っ払ってるの？」 と聞いた。
これでも精一杯のユーモアのつもり。

「え、何言ってるんですか？」　←かなり素
「だって、メイテイでしょ？」

「は、何言ってんの？」　←急に語気が変わる
「え？」
「いーよ、もう」
ガチャン！！　ツーツーツー・・・



はぁ？

ちょっと、それはないだろ、松井さぁん！
団欒の夜にいきなり土足で踏み込むように電話で飛び込んできて
「いーよ、もう」ガチャン！！　とは、営業マンの風上にもおけない。

１０４ で尋ねたところ、市内に「メイテイ」という名の会社名での登録はないそう。

二男に聞いたら、長男の高校の名前を言っていたそうだから
やはり進学塾関係のセールスだったと思われる。
（最近とてもこの手の電話が多いのだ）

あ、長男の学校所在地の市だったかも・・・


それにしてもよ、松井さん。（実名です、あしからず）
あなた、私のユーモアが全く通じてなかったようですが
まさか「メイテイ」って言葉の意味を知らないんじゃないでしょうね！？

知ってるなら漢字で書いてみよ！
（って、私も突然言われたら書けたかどうかあやしいけど・・・）

でも「酩酊」も知らないような営業おいてる塾に

誰が息子を行かせたいと思うもんですか！！！




と、ところで
明日は会社で初の宴会！
ビアガーデンに行くのだっ♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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