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2004年05月12日(水) 週末の話を書こうと思っていたらまた次の週末が近づいてくる…

【この日記は5月9日付けの日記のつづき です】


結論から言えば救急車は、うちのマンションの前で
わが家の下の階の小学生が交通事故にあってしまったということだったのです。

つまり、私が出ていってからたった15分のあいだに
自転車に乗ったその子・Kくんが近くの公園から帰ってきて
自宅マンション前で友達とふざけて道路に飛び出してしまい
ちょうどやってきた女性が運転する乗用者にはねられて
呼ばれて飛んできた救急車にまさに乗せられたところだったのでした。


しかし・・・・ ほんとに子供ってあぶない。
おそらく親だってまわりだって普段から口をすっぱくして言っているだろうし
本人も自転車で道路に飛び出したりしたらとても危ないなんてことは
言われなくてもわかっているだろうに
それでも飛び出してくる生き物なんですよね、子供ってやつは。

私は思わず運転していた女性ドライバーの方に同情したくなってしまいました。

幸い本人、額から血を流してはいたものの意識はしっかりしていたもよう。
ただ問題だったのは、両親とも出かけていて自宅が留守だったこと。

救急車を呼んだ1階の人がK君の名前と電話番号を書いたメモを乗務員に渡して、
救急車は搬送する病院を告げて走り去って行きました。
入れ違いのように今度はパトカーが到着。


さて、どうしよう・・・
なにしろ、そこに居合わせた人の中でうちがいちばん近所と言えるわけだし
だいいち私は校外委員なわけで。

まずはK君の両親の帰宅を待って状況を知らせなくてはならないだろう。
おまけに、お母さんは日本人ではないのでどの程度話が通じるかも不安・・・

こりゃあ野球の父母会どころじゃないかもー!? と
その場でY君ママに電話して状況を説明すると
なんとY君ママ、うちのマンション前まで飛んできたのです。(野次馬!?)


そこへ、K君の母リンダさんが帰ってきた。

パパは仕事じゃなくて下の子供を連れて遊びに行ってるので何時に戻るか不明だし
携帯も持っていなくて連絡がつかないと言うし、そうなると足の無いリンダさんが
ふた駅先の全く知らない搬送先の病院まで行くのはとても心細げで
思わず「付き添っていってあげようか」と思ったのだけれど、

私にぴったりとくっついていたY君のママがそれを察してか
「ダメだよー、こっちは先約ありなんだから」 と許してくれない。

でもぉ ・・・・ 


結局、同じマンションの別の方が付き添って行くことになり
一応は安心したのだけれども、
「私がいっしょに行くよ」と ちゃんと言い出せなかった自分が
ちょっと情けなかったというか、申し訳ないような
複雑な気分になりました。




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