DiaryINDEX｜past｜will
| 2004年04月17日(土) | 入学式の後で |
Ｓくんとうちの長男は、中１のとき同じクラスで出席番号が前後ろだった。
最初に入った卓球部をすぐに辞めてしまった長男が剣道に入ったのは
Ｓくんの影響によるものである。
だから、もちろんとても仲がいいことは知っていたけれども
（実際、泊りがけで遊びに行ったりしてるし）
去年、長男が持っていたＨＰの日記に、唯一人Ｓくんのことだけを
「親友」と記していたのが、私には「ほほぅ」という印象だったのだ。
そんなＳ君のお母さんとはこれまで何度も話してはいるものの
ふたりだけでお昼を食べたりしたのはその日が初めてのことだった。
「ねぇねぇ、○○ママ（私のこと）ってパソコンすごくできるんだって？」
「いやいや。とーんでもない！
パソコンっていうかインターネットが趣味なだけで」
「オークションとかもやるの？」
「うん。やるやる〜」
Ｓくんママは、ネットオークションが趣味と言えるくらい大好きらしい。
そこでしばらくヤ●ー・オークションの話で盛り上がった。
するとおもむろにＳくんママ、
「うちのＳなんて『○○ママ、すげェ』ってソンケーのまなざし」
「は？ なにが？」
「だって、そもそも息子君にＨＰの作り方とか教えたの、ママなんでしょう？」
「いや、教えたと言うほどのことじゃ…」（照）
「でもって、ネットで知り合った人と北海道に行ったんですって？」
「え・・・・」
いや、それは正確には「ネットで知り合った友人と北海道を 旅行した」んだけど
そんなことは多分、Ｓくんママにとってどちらでもいいに違いない・・・
「しかも、結婚記念日にダンナさん置いて行ったんですってねぇ」（ニコニコ）
「・・・・・」 （確かにそうだけどぉ、なんでそんなことまで・・・）
「ネットで知り合ったと言っても何度か会ってるし。だいいち女の友人だしー」
とひたすら言い訳。正確には旅行したひとりはその時初対面だったが
そんなことはわざわざ言わないことにした。
「どういうとこで知り合うわけ？」 なんて聞かれたけど
ウェブ日記書いてるなんて、口が裂けても言えやしない。
そもそも、日記には書かなかったと思うけれど
長男が中２のとき、学校内で通学カバンのショルダーの肩紐の長さを改造して
学校から呼び出しをくらったことがあったのだ。
そのとき、校長先生から「紐の長さを変えることは校則違反ではないけれど
やり方がよくない」と注意を受けた。
長男は「紐の長さが使いづらいから」と改造を依頼した方で、
頼まれた子が紐を切って繋ぐのにライターを使ったことが問題になったのだ。
校長室でお説教された後、今度は生活指導の先生から
「通学カバンの改造は校則違反なので元に戻してもらいます」と言われたもので
「校長先生は、それ自体は校則違反じゃないと仰いましたよ」
「前から、紐が肩にかけづらいと言っていましたけど、
そういう声は他にもあがっているんじゃないですか？」
「こういうところは改善すべきという意見は取り上げていただけないんですか？」
と、ハハ猛然と抗議するも生活指導のＨ先生、
「いーえ、校則違反です」 （校長の言葉を否定するんかい！？）
「そんな意見は聞いたことありません」 の一点張り！！
（実際にはクラスの半数以上が紐の長さを変えていたのに）
しかーし。その翌年、
なんと、通学カバンの紐は息子たちの希望通りの長さに調節されていたのだ。
だもんで、息子の親友たるＳくんときたら、後輩の新入生に
「お前達のカバンが使い安くなったのは、この○○の母上のおかげだぞ！」
と吹聴して回ったそうなのである・・・・ や、やめてぇぇ！
「だからね、うちの子ふたこと目には『○○ママ、すごくねー？』って…」
「あははは・・・」（笑うしかない）
だがしかし。 それよりなにより
Ｓくんママの口から出た「Ｓくんが長男から聞いた話」で
いちばん愕然としたのは
「お父さんが単身赴任してからのほうが
晩ご飯が豪華になった」
という話である。
そんなはずないっ！ ・・・はず。
というより息子よ、たのむからもう母ネタの話題はやめれ。（涙）
DiaryINDEX｜kako｜mirai satouya [MAIL]
My追加
