今日のつぶやき@日々暮らはおもしろ
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2004年02月01日(日) |
「子どもが一番」は母の鏡かもしれないけれど… |
この土日は、両日とも野球の試合で時間を取られた。 土曜日は練習試合、日曜は公式戦。 どちらもうちから徒歩2分のホームグラウンドでやったから その点さほどの労力はいらないのだけれど 一度顔を出すと「じゃあ、お先に」とはなかなか帰れない。
野球観戦というと聞こえはいいが 試合を見ながら他のお母さん方とお喋りするのがほとんど。 それでも、息子のがんばってる姿は見れるし お母さん方との親睦は深められるし情報交換もできるから それはそれでイヤではないんだけれど・・・・
しかし、以前はこの せっかくの休日が子供の行事で毎週のように潰れる、というのが どうしても嫌だった。 それだから、子供会にも入らなかった。 (今でも入ってないけど) (うちの方では、子供会に入るのは強制ではありません。)
それを考えると自分も変わったかなぁ・・・と思うけれど こういう学校外でやる野球のリトルリーグや少年サッカーチームって 親の協力や熱意がないと、強くなれないもののようだ。
まだ小学生なんだし、別に強くなくても楽しんでやれればいいんじゃない? と 少し前まで私もそう思っていた。
でも、子供たちも負けてばかりでは楽しくないのだ。 一生懸命やっているのだから、やっぱり勝たせてやりたい。
そのために親がバックアップする、なんてことは さほど大したことではないと、今の私なら思える。
ただ。。
次期キャプテンのY君のママは 「陰の監督」と自他ともに認めるくらい発言力がある。 なにしろ、グラウンドのすぐ隣のアパートに住んでいて 試合はおろか練習だけの日でも、大事な息子が野球をやる雄姿を 見に行かなかった日はないほどの力の入れよう。
だって、もうすぐ6年生になる息子を「交通量が多いから」という理由で 近くの横断歩道まで毎朝付き添って行くお母様なのだもの。 いくら下に子供がいないといっても そんな母親は他に聞いたことがない。(ほんとに毎日なのよ)
そのくらい溺愛している末っ子長男だから 1年生のときからやらせている野球には、事のほか肩入れするのも頷ける。 口も出すけど、何かにつけ世話をやいてくれるのも確かなこと。 実際Y君のママには、監督すら頭が上がらないと思われ。
だけどね、誰もがみな彼女と同じようにできるはずもない。 みんながそんなに熱心なわけじゃない。
私は、試合の日には極力見に行くようにしているし ビジターで行く場合にはなるべく運転もかってでる。 だから、Y君のママも 「いつも悪いね〜。 他のお母さん達ちっとも来てくれないからずるいよね」 って言ってくれる。 でもね、それは別にいいと思ってる。 私は自分がやれるからしているだけで しない人を「不公平」とは思ってないのよ。
何が言いたいかというと Y君のママは、自分がしたいから、誰よりも息子の野球に関心があるから やっている部分があるのだと思う。
けれども私は、息子はカワイイし大事だけれども 「自分がしたいこと」もある。 もっと優先したいことだってある。 だから自分ができる範囲でやれることはするけれども、 少年野球のことは「最優先」ではない。 Y君ママのように「子どものことが一番」ではないときもある。
きっと他のお母さん達もそれぞれに最優先が違う。
だから、あなたの「一番」が当然だと思わないで。
みんな当番は廻ってくるわけだし 頼むと都合がつけばやってくれるでしょう。
それ以上の「熱心さ」は強制するもんじゃない。
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