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2003年05月20日(火) 血は水よりも濃い


あたり前かもしれないけれど
うちの息子たちは、やはりよく似ているようだ。

親の目から見るとそうでもない
(というか、5歳近く差があるので、やはりそっくりとは言い難い)
んだけれど、他人から見れば
「よく似てるね〜!」
ということである。


それなのに、息子たちはそれぞれに
私の知人からは「お母さんにそっくり」と言われ
夫を知っている人からは
「お父さんそっくりね」と言われるから不思議だ。


だって、私と夫は、これもあたり前だが赤の他人である。
そもそも似ているはずもない。
血液型なんて、両極の
O型とAB型なのである。 (←関係ない)

たとえばより私に似ていると言われる長男と
より夫に似ていると言われる二男が
双方よく似ているということなら、
イコールで結んでいくと、私と夫も似ているということになるけれど
私と夫はたぶん似ていない。(笑)


長年いっしょにいると夫婦は似てくる、なんて言うけれど、
結婚して17年目、「まだ」とみるか「もう」なのかは別として、
まだまだ「似てくる」ほど連れ添ってはいないと思う。


ただ、血縁のフシギさを思うのは、
とくに長男は、しぐさとか雰囲気とかが
私の実弟の若い頃となんとなく似ているのだ。

(なんて言うと長男は気を悪くするかもしれない。何しろ今や
ちょっと太ってむさくるしいオジサンだから… (^^;)

そういえば、弟は小さいころは丸顔で
それこそ今の二男にもかぶる。


やっぱり、叔父と甥だから
血は水よりも濃いってことなのかなぁ。




******



最近、カフェレーチェだったかのコマーシャルで
「You are sixteen〜♪」という歌を聴いたときは
ちょっと感激だった。

なんとそれって、あの懐かしの名画「サウンド・オブ・ミュージック」の
トラップ家の長女リーザ (ちょっと名前うろ覚え) が
恋人と歌う「もうすぐ17歳」じゃないかぁ〜!?

そして、その歌はおそらく私がはじめて自分から覚えた英語の歌なのだから。


「サウンド・オブ・ミュージック」をはじめて見たのがいつだったか、
はっきりとは覚えていない。
たぶん小学校低学年くらいだったのではないか。

その時もリバイバルだったのかもしれない。
いや、年がバレるからじゃなくて(笑)
その後も何回か観ているので、記憶がごっちゃなのだけれど、
それくらいあの映画って古いよね?

とにかくとてもとても感動した映画で、
しかもおしゃまな従姉がサントラ盤のLPを持っていたので
たしか当時高校生くらいだった従姉にせがんで
あの「もうすぐ17歳」の英語の歌詞を
カタカナで紙に書いてもらった。

「ユー アー シックスティーン ゴイオン セブンティーン・・・」
なんて具合に。


はっきり覚えているのは、「ゴーイング オン」 ではなく 「ゴイオン」
と書いてあったことだ。

才媛だった従姉の、気の利いた所作だったのかもしれない。







 最後まで読んでくださってありがとう。


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