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2002年11月06日(水) 行列のできる…


先日の連休中に家族で「もんじゃ焼き」を食べに行ったのだが
その店(正確にはおこのみ焼き屋か?)は
めちゃめちゃ混んでいた。
タウン誌に半額クーポン券が載っていたからはじめて来てみた
という、うちみたいな客が多かったんでしょね。
きっと。

で、かなり待たされた。
休日だし予想できた事態だったけれど。
店の前には「待ち」用の椅子が用意されていて
私たちの前に5組も待っていた。

考えてみるとこういう店って回転が遅い。
しかも思ったよりも客席が少なくて、待ち時間は軽く1時間を超えてしまった。
途中で何度も帰ろうかと思ったけれど
「今日はもんじゃ焼きを食べるぞ!」という心意気で出てきたから
半額クーポンを無駄にしたくない他の店に行くのもイヤだったし
今さら帰って食事の支度をするのも面倒だったので
すきっ腹を抱えてずるずると待ってしまった。

でもまあ息子たちが「美味しい」と大喜びで食べていたから
結果オーライということで。

おまけに、帰りに買い物するつもりでスーパーの駐車場に入れておいたもので
待たされたおかげでスーパーが閉まってしまい買い物できないばかりか
駐車料金を丸々払う羽目になってしまった・・・ 
なーんてセコイことはこの際頭から除外しちゃおうね。


思えばこういう「並ぶ&待つ」という習慣は
こちらに越してきてから身についたのだと思う。

生まれも育ちも地方出身の私たち夫婦には
「待たされる」といったら病院ぐらいで
食べ物屋の前で1時間待つなんて
以前は全く考えられないことだった。

首都圏のこちらの街に住むようになってからは
どこへ行っても「並ぶ」とか「待つ」が強いられる。
まずどこかへ行こうとすると道路が渋滞し
目的地に着いたら駐車場が混んでいて並んで待つ、といった具合。
いちいちそんなことでイライラしていたら身が持たない。
「待つ」ことが当然だと思って気長にかまえることが肝要のようである。

短気な私も、並ぶことや待つことがずいぶん平気になってきた。
「時間がもったいない」といつも考えてしまうけれど
最近は「携帯メール」なんて有効な時間潰しがあるので便利だし、
並びつつ交わす家族のお喋りもオツなもの。…ということにしておこう。
(ただ、お腹がすいているとこの限りにあらず)

第一、待つのがイヤならば止めればいいだけのこと、
選択する権利は自分たちにあるのだしね。



それにしても

都会の人は「並ぶ」のが好きだなぁ…

と何かにつけできる行列に、つい思ってしまうところが
あいかわらず田舎もん夫婦の私たちなのだった。



でも最近は地方でもそうなのかな?
なにしろ「行列のできる…」ナントカっていうのが流行の時代だものねぇ。








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最後まで読んでくださってありがとう。


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