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2002年09月24日(火) 書きそびれていたこと−その1.「中学受験」


三連休は、主婦&母親業に追われてやたら忙しかったー。
でもちゃんとオフ会にも行ったけど。(笑)

本日午前中は、慌しく家族を送り出した後は
ぼーっとしたり本を読んだりうたた寝したりと
まったく使いものにならなかったさとうやです。こんにちは。



今年の7月3日の日記に「あたしんちの学校事情」というタイトルで
長男が中学受験を決意するに至った経過の説明をしているのですが、
話を「続く」としながら、その後予期せぬ出来事があったりなどしたもので
その話は尻切れトンボのままになっていました。

まあ別に、こんな話の続きを楽しみにしていた人もいないと思うのですが、
自分なりに頭の隅に(ほーんのちょっっぴりだけれど)こびりついていたので
なんとかまとめたいなぁ…と考えていたところ
以前別のところに書いた日記で「これだ!」というものを見っけ。


再録で申し訳ないですが、
当時の事情や状況をなかなか的確に書いていると思うので(自画自賛)
ここに転載いたします。すでに読んだことのある方はとばして下さいませ。



◆◇◆


2000 年 5 月 27 日 (土)「面談す。」

今日は塾の「父母面談」ってやつだった。
行きたがらない夫を無理矢理同伴する。
そのために、土曜日を希望したんだからっ。


面談したのは、長男が「説明が一番わかりやすい」と
評していた算数と理科の先生。(カンペキに理系人間だな・・・)
しかし本当に仰ることがよく理解できる。ふむふむ。
当然厳しい言葉もあるけれど、論旨がはっきりしていて
前向きにどうしたらいいかを述べてくれる。
(こんな先生って、なんで学校にはいないんだろう?)


まあ結論から云えば、今の成績では合格しませんよ、
ということだったんだけどね。(^^;
「なにしろ6年からですからねー」という言葉が何度も出た。
今この塾に行っている6年生で、今年から入った子どもは
うちの長男一人だけなのだ。あとの子はみんな、5年生
もしくは4年の頃から塾通いしている。
「もうちょっと早くから来ていれば」と言われれば、
親はただただ首をうなだれて頭を下げるしかない・・・。
しかし「希望は捨ててはいけません」と先生に繰り返し励まされると、
「そんなに希望が少ないのか・・・」とかえって複雑な気分だし。


ここで1つの選択をした。選択肢は2つである。

・受験では絶対の安全圏を狙ったすべり止め校も受験して、
 ともかくどこかの私立中に行きたい。
・とにかく志望校を目指して頑張って、ダメだったら
 地元の公立中に行く。

うちは後者を選んだ。
別な意味でちょっぴり希望を見つけた思いがしたから。
私も夫も子どもの頃から塾など行ったこともなく、
実際に自分の子どもを行かせることになるまで、
塾に対する認識にはいささか偏見があったように思う。
しかし、塾の先生は勉強だけでなく子どもをよく見てくれている。
とても熱心で親身に親の話も聞いてくれる。
そりゃあ、「高いお金を払っているから」と言ってしまえば
それまでだけど、学校の担任よりも頼りになるってどういうことよ?

学級崩壊が囁かれるここいらの教育事情では塾に頼らざるを得ない、
というのも納得いかないものがあるが、たとえ公立中に行くことに
なったとしても、自分に合う塾へ通ってゆっくり勉強の場を確保する
ということはできるのだ。


それに長男君、結果がどうであれ、今のキミの頑張りは
キミにとって絶対プラスになるはずだよ。


 #でも、塾もほんとうにいろんなタイプがあると思う。
  うちの場合、大手の有名塾でなかったことが、かえって
  子どもには幸いしたのかも・・・
  子どもに合った塾選びも大切ですよね?




2000 年 6 月 7 日 (水) 「母はお悩み」

本当にこれでいいの?って未だに迷っている。
いくら息子の意志はよくよく確認したとは言っても、
ほんとは母の顔色を窺ってそう言ったのではないか、とか
母の気持ちを気遣って「受験する」と決心したのでは? とか。

「お母さんがそんなにぐらついていてはダメです」って
塾の先生から叱咤されそうだけれど、
小学6年生で毎日勉強を強要される息子を思うと
「これでよかったのか?」「失敗したらどうする?」と。
実は小心で本番に弱い彼が、とても心配になるのだよ、私。


学校崩壊・不登校者が多いという情報に踊らされたのかもしれない。
毎日何の問題もなく通学している小学校からそのまま上がる中学校
なんだから、友だちもいるし行ってみたら案外なんてことはない、
「産むはやすし」だったかもしれないのに。
「行ってみて躓いたら大変」と先手先手で親が敷石を打ってしまうのは、
やっぱり過干渉、過保護なのかもしれない。


長男が幼稚園の頃、それに気づいた。
私は近所づきあいに挫折しかけていたし、二男が生まれたばかりで、
里帰り出産から戻って幼稚園に復帰したら、長男はチック。
おまけに吐いては「自家中毒なんじゃない?」と近所の奥さんたちに
言われて、「それって母親のせいなの?」と自己嫌悪。
たしかに長男には、かまい過ぎだったかもしれない。
5歳近くまでひとりっこだったから、子どものことが生活の軸だった。

でも、それで私もやめた。
「子どもだけが生きがい」なんてやめた。
そんなの子どもだって迷惑だよね。
かくて、自分の趣味に走るオタクな母に大ヘンシーーーン!! 
・・・って、おいおい。(^^;


昨日も長男に聞いてみる。
「ねえ、受験止めたっていいんだよ。公立中に行って、それから
がんばったっていいんだし」
でも息子は即答する。
「いや、受験するよ。だって今さらやめちゃうの、カッコ悪いよ」

そ、それならいいのよ。それなら。
しかしね、だったらもっと真剣に勉強しなさいよぉぉ。。

いかん、いかん。つい、小言いいたくなっちゃうっ。



◆◇◆


中学受験なんて今では別にめずらしいことではないけれど
昔はお金持ちかとても成績のいい子がするもの、という感覚が
とくに地方で生まれ育った私たち夫婦にはあったもので、
そのどちらも当てはまらないわが家は
息子の受験に対して私自身、戸惑いやら迷いがありました。

ほんとに最近の学校事情は地域によって様々ですし、
長男は自分で選択して受験して入った学校に
自分なりに満足しているようなので
とりあえず安堵しています。


しかし、息子もあの頃(小6)は勉強してたよなぁ・・・・

今と比べると雲泥の差ではないか。(怒)


高い授業料払って行かせているんだから
もう少ししっかり勉強してほしい〜というのが
現在の母の本音でありますな。









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