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2002年08月06日(火) 自慢話

あー夏休みぃ〜♪

と口ずさみつつも、本日はお仕事なり。

週末思いきり遊ぶためにも、今日は真面目にお仕事しなくちゃねっ。




以前の日記に、どうも私にライバル意識を持っているらしい(?)
CADの外注を委託しているNさんという女性の話を書いたのだが

実は私には彼女よりもっと苦手な人が会社にいるのだ。


営業の嘱託社員Tさん。
年齢は60代後半
ロマンスグレーで一見ダンディー。
元大手プラント系の会社のバリバリの営業マンだったらしい。
うちの社長とはその頃からのおつき合いで
現在、営業の手伝いとして来てもらっている。
というか、Tさんの昔のコネを利用させてもらっている感じなのだが…


え?
どこが苦手なんだって?


この方、
それこそ銀座で接待費が湯水のように使えたような
そんなバブリーな時代を生きたサラリーマンで
自分がエリートだったというプライドだけは
現役を引退して10年近くなる今でも持ち続けている。

つまりなんというか

「過去の栄光」の話を自慢げにするのがとてもお好きなのだ。
その話になるとこれまた長い。

特にせっかくのお昼休みにそんな話の相手を延々とさせられた日には
いきおい不機嫌を隠せない私なのである。


そしてTさんはお茶が好きだ。
うちの会社は社長だって喉が渇けば表の自動販売機で
缶入りのお茶を買ってきたりするのに

Tさんは絶対に外の自販機なんかにお茶を買いに行ったりはしない。
「冷たい麦茶ある?」
と、必ず私に淹れさせる。
仕事中に飲むお茶ぐらいは会社が出すのが当然
事務員が淹れてくれるのが当然、だと思っているのか

まあ年齢から考えても
古いタイプの元エリートサラリーマンということなんだけれども。


お茶のことはともかくとして
過去の自慢話はちょっと閉口するわけです。





この前、行きつけの美容院に行ったとき
そこで読んだ週刊誌の中で
ちょっと興味ある「身の上相談」の記事を見つけた。


それは、「義父の自慢話に辟易としている」という
お嫁さんからの相談だったのだけれど

印象深かったのは、回答者の人が書いていた下記のような文章だった。


「人間は本能的に自分を自慢したいという自己顕示欲を誰もが所有しているのに
矛盾したことに他人の自慢話には嫌悪感を表す、というのも人間誰もが持ちうる感情なのです」



うーむ。なるほど・・・


年配のTさんのあたりまえ過ぎるような自己顕示欲を
広い気持ちで受け止めてあげられない私ときたら

これまたありふれた未熟な人間なのだろう。きっと・・・



はぁ。

いくつになっても
修行が足らんね。












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読んでくださってありがとう。


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