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2002年01月20日(日) 公平ということ

うちのマンションで校外委員をしているKさんから昨日電話があって
現在の校外の班からここのマンションだけ独立して別の班をつくる、
という話し合いを火曜日にすることになった。
つまり、うちのマンションの小学生だけ「子供会」に入っていないので
校外活動も別でやってほしい、とこの地区の班長から言われたらしい。
その根底には「お宅らだけ子供会活動に参加しないのは公平でないので、
子供会に入らないのなら校外の班も別でやってくれ」という意味合いがあるのだ。
「子供会は強制ではなく任意で入会する」という前提があるにもかかわらず。

まあ、なるべくなら役員はやりたくない、というのは誰しもだと思うから
子供会に入らない人が役員をしなくて済むということに
不公平感を抱くのは当然のことなのかもしれない、と理解できないわけではないし
役員決めを「公平に」と抽選でやることにも異議があるわけではないけれど
はたして「抽選」ってほんとうに公平なのだろうか?


うちのマンションで昨年いちばんモメたのは、駐車場の抽選の問題である。
なにしろ世帯数の6割強しか敷地内に駐車場がないわけだから
どうしたって残り4割は敷地外に置くしかないわけである。
しかしね、毎回抽選で決めればいいという問題ではないはずだ。
「抽選がいちばん公平なんだ」と胸を張って主張している人がいたけれども
だったら私はその人に問いたい。

自分の子供がふたりいて、その子達に一つの物、玩具でもなんでもいいが、
を与えたとしましょう。そしてそれはふたり同時には使えないという場合、
あなたは子供たちにどのように教えるだろう?
まず普通、子供たちがそれを公平に使うように考えうる最良の策は
「かわりばんこに使いなさい」ということではないだろうか。

それを「毎回じゃんけんして勝ったほうが使いなさい」とあなたは自分の子供に言うのだろうか?
片方の子供が毎回勝ち続け、もう片方の兄弟がずっとそれを使うことができなくても
あなたはそれを「公平」というのだろうか?

抽選が不公平だとは思わない。
けれど「公平」という言葉には、双方が納得できる良識と思いやりが含まれると
私は思いたい。





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