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2001年12月03日(月) 銀座のおでん

もう10日も前のことだけれど、
中学時代の同級生に呼び出されて5人ほどで銀座で飲むことになった。
例によってぐずぐずと支度していた私は、
家族が誰も帰ってこなかったこともあって家を出るのが遅くなり
5時頃に待ち合わせのビアレストランに着いたときには
3時から飲んでいた彼らはもうすっかり出来上がっていた。(あーん;)
私が来るなり「場所を替えよう」という話になって
お腹ぺこぺこだった私は泣く泣くその店を後にした。

その場を仕切っていたTは勤務先が大手町で、
銀座は連夜通っている彼の庭のようなものらしく
(ほとんどが接待と言い訳していたが、平日はほぼ毎晩飲んでいるらしい)
満腹の彼らも空腹の私も共に満たしてくれそうなお店ということで
いわゆる「おでん屋さん」に連れて行ってくれた。

細長い店舗の一階はカウンターと二人席のみで
奥の狭い階段を昇ると二階と三階はやはり細長いお座敷になっていた。
5人だったので三階の座敷の奥にちょっと窮屈に座る。
メニューはおでんの具がほとんどで
一階のカウンターだと目の前にずらりと並んだ四角いおでん鍋を見ながら
あれとこれと指さして注文できるみたいだが
とりあえず玉子と大根をメインに適当にみつくろってもらった。

おいしい。大根と玉子は特に味がしみ込んで絶品に美味しかった。
色も長く煮込まれたあかしのようにとても濃い。
聞けばここはかなり有名なお店らしい。
銀座のその店が本店だけれど、新橋等何ヶ所か支店もあるそうだ。

なかなか家ではこういうふうにできないよな〜と思いながら
滅多に来ない銀座という街で、私がもつ銀座というイメージとは
また違う面の銀座のお店に連れてきてもらえてラッキーだなぁ、
なんて考えたりした。

そうそう、私は九州の出身なので、関東のおでんとはやはり少し違う。
むこうではうすくち醤油を使うので色だってもっとずっと透明なのだ。
私の夫は大のおでん好きなので、この季節、月に2回はおでんを作る。
九州ではスーパーに豚の軟骨というものを売っていて
うちでは必ずおでんにそれを入れていた。ちょっとスペアリブに似ているが
なんこつはじっくりコトコトと長時間煮込むともっととろとろに柔らかくなる。
あれがとても美味しいのだけれど、関東ではどこにも売っていないのが残念。
ロールキャベツは独身の頃から好きで、以前はよくコンソメスープで煮たりしたけど、こちらではおでんに入っているのでいつの頃からか私も入れている。
でも、「ちくわぶ」には驚いた。
おでんに入れないというより、それ自体が九州には存在しない(と思う)。
「へー、そんなものあるんだ」という感じ。
一度だけコンビニに売ってあるのを食べた。
ちくわというより「ふ」みたいな感じでとくに美味しいと思わなかったので
それ以来食べていない。

うん。今夜はおでんにしようかな。(笑)



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