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2001年07月24日(火) 子ども嫌い

「私は子どもが嫌いだー!」と叫んだのは伊武雅刀だったっけ?

若い頃・・・というか独身の頃、私は子どもが嫌いだった。
じゃあ今は違うのね、って聞かれると、一応母親の私が「嫌い」なんて
言えないじゃあないですかぁ!?
子どもがいるのに「子ども嫌い」なんていうと、まるで家では
虐待でもしてるかのように大いなる誤解をされると困るから
はっきり言っておきます。 ええ、もちろん大好きです!
・・・・自分の子はね。

この差って、なんなのでしょうね。
基本的に子どもは嫌い。できればあまり相手をしたくない。
でも自分の子どもは大好きって。

いや、もちろん親になってそれなりによその子どもにも対処できる
ようになったし、だから、私が「子ども嫌い」なんて言ったりすると
えっ!?と驚かれたりしそうなのだけれど(滅多に言いませんが)、
なんというか、母親やってるからって無条件に子ども好きって
わけじゃあないのだよ、と言いたいわけで。
まあ、自分の子どもを愛するのは、一種の自己愛に近いかな?
それに、我が子はこんな母親でも無償に慕ってくれるわけだから。

どうも、趣味的「好き」を書くこの場所にふさわしい話題ではなかったなぁ
と思いつつ、いますこし。

最近「子ども嫌い」を感じたのは、「子どもを楯にする」というか
「私は子連れだから」を理由にするお母さんと遭遇したときで、
だからそれって、別に子どもが悪いわけじゃないのだよ。
うんうん。それはちゃんと認識しているのだけれど。

ところが、そんな私が近頃無類にかまいたくなってしまう子どもがいるのだ。
それは・・・赤ちゃん。そう、まだほんとに乳飲み子の赤ちゃん。
同じマンションの1階の奥さんが、この春いつのまにか三人目を出産していた。
ええ、ほんとにいつのまにか。
「えっ!? 妊娠してたの!?」と思わず失礼な質問を口走ってしまったくらい。

そのまだ3ヶ月くらいの、やわらかくて無垢な赤ちゃんに
どうしても触りたくて触りたくて、マンションの玄関などで偶然会うたび
つい「ちょっと抱かせて」とお願いしてしまう私なのだ。

この私が!?
もう自分では二度と産むことはないと思うからだろうか?

え? 結局子ども好きになってんじゃ!??
     


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