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2004年03月30日(火) 坂本真綾ライブ(当日篇)

当日までの顛末は28日、当日昼間のブラックワイドショーについては29日、今回のセットリストは31日の日記をどうぞ。

原宿駅にて、ふる鳥弥生さんと合流しつつ、チケットお譲りする方とも問題なく会え受け渡し完了。やっと肩の荷が降りた感じ。
リハーサル押しとかでやや遅れて開場。ところで自分の手元チケットはC200番台、まるはさんのとった方はB300番台で、Bが先、Cが後、なのかなーと思ってたらアルファベット関係なしの番号順だった。俺のはキャンセル待ちだったのにね。侮り難し。

なかなかのギュウヅメの中で立ち位置確保。開演前SEが一度止まって客席全体が一斉に物音一つしなくなったんだけど、実はまだ始まらなくてSE再開されてドッと緊張が弾ける(苦笑と共に)の図がおもしろかった。ある意味その日最も(始まったら割と勝手に盛り上がるけど)全員の心が一致した瞬間だった。

暗がりから聞こえ出したのは新譜『少年アリス』冒頭を飾る「うちゅうひこうしのうた」しっとりキタキター、と思ってたらその後「ソラヲミロ」からロック調で続くんですげービビッた。こんな激しいのか!かわいいつーよりかっこいいて感じで。客ガンガン煽ったりするし。なるほど最前とか行きたくなるのも納得。「二階席ー!座ってんじゃないよー!」てのは浜崎?と思ったが、でも実際チケット譲渡の折に車椅子の方も来てると知ったので、ちょっと複雑な気持ちになった。もちろん煽るのが悪いんじゃなくて、改めて会場を見るとバリアフリーじゃなくて、そういう人も含めて楽しめるのが理想だなあと、漠然と夢想するだけなんですが。
それとは別に、ヒメコさんも、チケット譲ってほしいとメールくれた方々も、いや行きたいと思ったみんなに見せ・聴かせてあげたいなあなどと(おこがましくも)思ってしまったよ。ちなみに同じ感情を中村一義博愛博+@大阪城ホールの時も抱いたんだよな。何故かその時に限って。ちょっと後ろで全体を見渡してたのが共通項だろうか。冷静に見てたってんじゃないんだけど。コレってなんなんだろう。(その答えは一言で表せそうな気もするけど書かない。みんなへの宿題だぞう)。

新作では「まきばアリス」が好きかなー。「奇跡の海」はウチの大学祭来た時も唄ってた(『ロードス』放送当時だったのかな)から再び聴けて嬉しかった。
アンコールの「ポケットを空にして」はバンドメンバーみんな前列に出てきてアコーディオン・ギターのみで会場と一緒に合唱、あーもー自然と微笑み浮かび、果てしない幸福感に包まれたよ。そーいやこの辺も博愛博(の場合は「ハレルヤ」だったな)とカブるなー。なんか俺の中でAXがドンドン特別な場所になっていくな。去年はBLITZやリキッドルームが閉鎖して嘆く人いたけど、そんな感覚だろうか。
そこからデビュー曲「約束はいらない」にかけてがやっぱ最高潮だった。ストリングスはまりまくりだし。つーか総じてパーカッションとか諸々あんな大掛かりとはビックリだったんだけど。もっとシンプルかと。火薬とか特効まで使ってたし。ユーミンかと思ったよ!そんな曲を邪魔するほど大仰ではなかったですが。AXて火気OKだったのか?狭いライブハウスでは珍しいよなあ。B'zとかやりまくってて笑うけど(会場がデカイから)。

最後メンバーはけた後、菅野よう子がピアノでハッピーバースデー、また大合唱、真綾号泣(3/31誕生日なのね)。でもバースデーケーキぺろっと指ですくって一口して(涙を抑えるように)向き直ったのがすげーかっこよかった。ああもう最高!

ああもう最高!


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