しもさんの「コラムニストを目指して」

2003年10月27日(月) 国体ホッケーの試合でも違いを実感

静岡国体のホッケー競技をカメラ片手に観戦していたけれど、
やはり男子・女子にはスピード・技術に大きな差を感じたなぁ。
体力の違い、いわば骨格、筋肉のつき方も違うのだろうけれど、
全体を見ながらプレーする能力は、男性の方が得意のようだ。
女子の場合、トップクラスのチームでさえ、
オープンスペースへ走りこむ光景がなかなか見られなかったし、
試合中の選手の動きも、
緩急を混ぜ、フェイントで相手を交わす動きなどが少なかったもの。
こんなスポーツをとっても、同じレベルで戦うのには無理があるよ。
だから、種目にも「男子・女子」と区別があるのだと思うんだよね。
何でもかんでも、出産以外は全て同等。
あとは、社会が生み出した性差(ジェンダー)だとする理論は、
この違いをどう説明するのだろうか。
男らしいプレー、女らしいプレーがあってもいいし、
ユニフォームだって、女子は女子らしいデザインで可愛かった(笑)。
そろそろ男女の違いを認めた上で、
お互いがどう思いやるか、という視点に切り替えていった方が
この意識啓発は進むと、私は考えているんだけれど・・。
長い歴史の中、生活様式にあわせて進化してきた脳や骨格。
狩猟に適した男性の進化、家事をするに適した女性の進化。
それは、同じ人間とはいえ、筋肉のつき方さえ違うんだよ。
スポーツで鍛えた彼ら、彼女らのプレーを見て、
そんなことを感じた取材であった。


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