2003年01月19日(日) |
「広報担当の名前と顔を知っている人?」と尋ねてみて・・・ |
あるシンポジウムのあとの分科会で 「まちづくり、人づくり」をテーマにしている分科会に 顔を出してみた。 多くのまちづくりを実践している人達が、自分たちの活動を 事例発表として、大勢の前で発表していた。 しかし、どうも元気がない。(私の感想であるが・・) 発表者と聴講者がかみ合っていない、そんな気さえした。 私たちは、そんな自慢話を聴きに来たんじゃない、 なにか活動の参考になる話を聴きに来たのに・・という 重い雰囲気さえ感じたので、こらえきれずに手を上げた。 「みなさんの活動をどう情報発信してますか?」と 単刀直入に聴きたかったが、それではヒントにならない。 そこで、質問を変えてみた。 ところが、まちづくりをしていると集まった人達のほとんどが 自分の活動している地域の「広報担当」を知らなかった。 これは、私にとってはショックなことである。(^^;; まちづくりに関わってきて、十年以上。 いいことをしていれば、誰かが気づく。 大切なのは経過であり、結果ではない。 そんなことを言いながら、住民とまちづくりをしてきたけれど 情報発信の方法を教えてこなかったことを悔やんだ。 自分たちの活動が、広報、新聞に取り上げられるだけでも イキイキしてきた団体を、いくつもみてきたのに・・ これからは、どう情報発信するかをアドバイスしていきたい。 尋ねてみてよかった・・と心から思った。
|