◆『シャーク・テイル』公開初日
本人が出演している映画と違って、あんまり考えてなかったのですが、何かの番組や、舞台挨拶などは有ったのでしょうか?
有ったのなら、全部見逃してるんですけどね…。
なるべく早く行きたいなぁ、と思ってるんですが、いつ行けるかな?
5日のうちに、地元の映画館のHPで、上映時間を調べてみたんですが、吹き替え版なのかどうかが全く書いてなくて、やるのかな〜?って心配していたら、何と!全部吹き替え版!!
普段、外国のアニメ作品とかを映画館で見た事がないし、調べた事もなかったので、判らないのですが、これって、割と普通なの?珍しいの???
実は、『ハウル…』をまだ見ていないので、時間が有れば両方、なんて欲張った事も考えてるんですが、さすがにそれは無理かな?
SMAP映画(違う!)を2本はしごなんて、出来たら素敵よね〜!
◆『Sma STATION-4』
[裏スマ!!]
『シャーク・テイル』のポスターが貼ってあります。
男性(ジェレミーさんかな?)が、そのポスターを見て、
「あっ! これが今日から公開の『シャーク・テイル』か〜!! 主役って誰だっけなぁ…」
そこへ、又1人男性がやって来ます。
「あっ! これが今日から公開の『シャーク・テイル』か〜!! どうしたの?」
「主役のオスカーって誰だっけ?」
「ウィル・スミスだよ〜!」
「本当にぃ〜?」
そこへ3人目のピートさんがやって来る。
「あっ! これが今日から公開の『シャーク・テイル』か〜!!」
「ねえねえ、主役のオスカーって、ウィル・スミスだよね〜?」
「違うよ〜! 香取慎吾だよぉ〜!!」
そこへ、金髪女性がやって来る。
「あっ! これが今日から公開の『シャーク・テイル』かぁ〜!! みんな、どうしたの?」
「ねえねえ、これの主役って、香取慎吾だよねぇ?」
「違うわぁ〜! ウィル・スミスよ〜!! 何言ってるのぉ?」
「ええっ? これはウィル・スミスだっけ?」
「香取慎吾だよ! 何を言っているんだぁ!!」
「これのぉ〜主役のぉ〜、(慎吾くん登場!) どうもぉ〜! 香取慎吾で〜す!!
『Sma STATION-4』、この後、すぐでぇ〜す!!!
『ハウルの動く城』 の木村くんの物真似しまぁ〜す!
“おいおい、お客様が来ているんだから、静かにしないと”」
そうです! 慎吾くんが4人の吹き替えをしていたのでした!!
今日、私が唯一見た、『シャーク・テイル』の宣伝でした。
「小野(伸二)選手は、ウチの弟と、ちょっと似てるんですよね」
と、慎吾くん。へぇ〜〜〜!
“アカデミー賞”の前夜に、最低の映画や俳優?を決めると言う“ラジー賞”。
慎吾くんは、もし自分が選ばれたら、「即行! 行きますよ!!」って言ってたけど…。
実は日本にも、この“ラジー賞”を真似した、“木いちご賞”と言うのが有るそうな。
某雑誌が主催してが決めてるらしいけど、今年、選ばれた中に、『ハウル…』が入ってたって、慎吾くん、知らなかったよね? きっと…。
この番組としては、もし知ってても取り上げられないんだろうなぁ…。
◇映画の規制についての特集
“検閲”が関係しているので、『笑の大学』の音楽を使っていましたね。
昨年の、釜山国際映画祭の時に、木村くんが出ていた『2046』に、年令制限(15才未満禁止)が有るようだと書いたんですが、日本よりも、韓国の方が規制が厳しいんですね。
今日のゲストの加賀まりこさんは、長い間、女優さんとしてやって来て、映画に対する規制は有るべきじゃない、という考えのようでしたね。
でも私は、やっぱり、多少の規制は必要なんじゃないかと思います。
勿論、戦争の頃のような、国への批判を許さないとか、国の考えを国民に押し付けるような、そんな規制は良くないと思うし、又そんな時代になって欲しくはありません。
取り上げられていた、韓国映画『その時・その人々』のような、特定の政治家の圧力による制限も、良いとは思いません。
でも、暴力や性描写などのシーンは、若年層には、見せるべきではないと思います。
と言うか、暴力シーンなどは、大人にも見せない方が良いんじゃないかと思ってるぐらいです。
現に、小学校で同級生の女の子をカッターナイフで殺してしまった“加害女児”は、『場取る・賂賄有る』を見ていたそうで、自分のHPだかには、それに関する事も書いていたらしいし、影響されたのかも知れないと、私は思っています。
※『場取る・賂賄有る』……この映画ファンの方に攻撃されるのが怖いので、検索に引っ掛からないように、わざと漢字にしてみました。
“賂賄”は、“賄賂(わいろ)”をひっくり返しました。
最近は、何か事件が起きると、その後に真似したような事件が幾つも起きたりします。
もう数年前になるかと思いますが、マンション等の建物の上層階から物が落ちて来て、人に当たって亡くなったという事件。
1番最初の事件が、過失だったのか故意だったのか、忘れてしまいましたが、その後、わざと下に人が居る時に物を落とす事件が続出しました。
最初の事件が報道された後、風に飛ばされたり、間違って落とさないように、高い所に物を置かないよう気を付ける…、こう考えるのが常識だと思います。
なのに、わざと人に向かって物を落とす事件が続出したのです。
実際に起きた事がヒントになって、真似する人間がたくさん居るんです。
映画などを見て、自分も暴力を振るってみたい、人を殺してみたい、そんな風に思う人間が出て来るんです、現代という世の中は…。
恐ろしい時代だと思います。
ただ、慎吾くんが言っていた通り、映画館では年令制限が有って見られなくても、ビデオが発売されたりレンタル出来るようになれば、子供だろうがなんだろうが無関係では、問題だと思います。
やはり、親が一緒でなければ借りられないとか、買えないようにする事も必要だと思います。
面倒臭い、窮屈だ、と思う人も多いでしょうが。
私が子供の頃などは、親に言われて、煙草を買いに行かされるなんて事は、普通だったと思います。
でも今は、人が売っている所では、20才未満の人には、煙草やお酒は売らない、という事になっています。
子供に買って来させる訳にはいかなくなったんですね。
ただ、今は自動販売機でも買えちゃうんですから、意味無いんですけどね…。
でも、『シャーク・テイル』も、PG(保護者要判断)とはね〜。
どんなシーンが引っ掛かったんでしょうか?
見ながら、考えてみますわ…。
◆『チョナン・カン2』
昼間、外です。後ろに、大きなカチンコのオブジェ?が立っています。
白いトレンチコートを着たチョナン。寒そうです。
向かい風で、おでこ全開です! 案外、大丈夫そうです?!
「あ〜、寒い! 皆さん、僕の憧れ、韓国映画の心臓部にやって来ました。
僕もいつか、ここで撮影出来るのかな? では、行きましょう!」
女性と向かい合っています。
●チョナン●アニョハセヨ!
○女性○アニョハセヨ.
●初めまして。 (言おうとして、寒くて口が回らないのか、噛みました。苦笑)
○初めまして。
●寒いですね。今、何度ですか?
○多分、マイナス5℃ぐらいです。凄い寒さですよね。
●ねぇ〜。今日はよろしくお願いします。
○こちらこそ、よろしくお願いします。
●では、行きましょう。 (歩きながら) 本当、寒いですね〜!
ここは、アジア最大の敷地面積を誇る、“ソウル総合撮影所”と言う所だそうです。
山の中の“太秦撮影所”って感じでしょうか? 観光客はあまり居なそうですが…。
○最初の野外セットは、昔の貴族の家屋になります。こちらへどうぞ。
●説明、よろしくお願いします。
○ここでは、ペ・ヨンジュンさんの、『スキャンダル』の撮影が行われたんです。
で、あちらの左側の部屋が、ペ・ヨンジュンさんの共演相手役、チョン・ドヨンさんが貞淑な未亡人役で使用していた部屋なんです。
●なるほど…。 (多分、この映画見てないね、チョナンは…)
●ペ・ヨンジュンさんは好きですか?
○勿論。韓国の女だったら当然、最近は、日本の方もそうみたいですが、みんな大好きですよ。
●そうですか。
○では、あちらにも行ってみましょうか。
●(歩きながら) 僕は、ハン・ソッキュさんが大好きなんですけど。
○ハン・ソッキュさんも、最高の役者さんですよね。
そう言えば、ペ・ヨンジュンさんが、『スキャンダル』を撮影されたのも、冬だったんです。
衣装が韓服だったんで、凄く寒くて…。
●ですよね?
○コートも着られないし。だから私が、一生懸命ストーブを焚いた記憶があります。
そしてこちらが、カン・ジェギュ監督の『銀杏のベッド』を、
●そうなんですか? (声がひっくり返ってる) ここで?!
○このセットを最初に使用したのが、あの映画なんです。
●僕の大好きな映画なんです。
○そうですか。
(その映画の映像。時代物らしい。
『天国の階段』に出ている、ルー大柴さんに似ている?男性が出てました)
○そして、こちらの一画が、朝鮮時代後期の伝統家屋セットの中でも、“奥の院”と言う、婦人達が生活していた場所になります。
そして、こちらの小さい部屋が、使用人達の部屋だったんです。
●なるほど!
○ちなみに、ここの撮影所自体、特別な地域に建てられているんです。
それは、歴史物も撮れるように、飛行機も飛ばず、
●飛行機が?
○飛んでませんよね?
電柱や送電線も無い、そんな地域に政府によって建てられたんです。
●そうなんですか。
●では、次に紹介してくれる野外セットが、こちらですね?
○民族村のセットになります。
●お願いします!
○行きましょうか?
●行きましょう! (歩きながら) おおっ…。
○寒いでしょう?
●寒い!
○風邪、ひかないで下さいね。
こちらの民族村のセットは、映画『酔画仙』の為に造られたセットなんです。
19世紀後半の、ソウルの鐘路の街並みを再現した、野外セットなんです。
●なるほど。
○この藁葺き屋根は、当時を再現して実際に建てられた物なので、毎年、当時のように取り替えなければならないんです。
その作業の日は、イベントとして、全国がら大勢の人が集まるんですよ。
●そうなんですか…。
○今見えて来た、この家が、映画『酔画仙』で、チェ・ミンシクさんが演じた、チャン・スンオプの家です。
●そうですか〜? (笑顔。声も高い。見たのかな、この映画?)
○画家、チャン・スンオプの家ですね。
●イェイェイェ!
○この庭でも、チャン・スンオプは絵を描いていましたよね?
●あ〜! ここに、チェ・ミンシクさんが住んでたんですね〜!!
お〜、そっかぁ〜!!! ここで…。『すみません、お茶下さい!』
(笑う。映画の台詞にでも有ったんでしょうか???)
撮影期間は、どれぐらいだったんですか?
○『酔画仙』は、1年ぐらいでしたね。
又、このセットは、22億ウォン(2億2千万円)が掛けられ、61軒もの家々によって成り立っているんです。
●凄いですね。
○凄い数でしょう?
●凄いですね…。
○で、こちらに行くと、アン・ソンギさんが演じたキム先生の屋敷になるんです。
●近いんですね?! (声ひっくり返ってます)
○劇中では判らないんですが、実は隣だったんです。
●(笑いながら) あ〜、そうなんですか〜!
●ペ・ヨンジュンさんと、チェ・ミンシクさんだったら、どっちが好きですか?
○……若い女の子だったら、普通、ペ・ヨンジュンさんですが、私は、チェ・ミンシクさんですね。
●そうですか。 (ニヤニヤ)
○演技が、本当に素晴らしいですから。
(その映画の映像。チェ・ミンシクさんて、『オールド・ボーイ』に出てた人???)
●韓国でも、1番の、演技派…。
○最高の演技派俳優ですよね?
●3つ目は、こちらですか?
○こちらが皆さんにも良く知られ、チョナンさんもお好きだと言う、映画『JSA』のセットです。
では、参りましょう。
●(スキップするみたいに階段を上り) あ〜、映画と同じだ〜! ここだ。
○『JSA』の中で、イ・ビョンホンさんとソン・ガンホさんがここで演技されていましよね?
私達が立っている、こちら側が韓国側で、黄色いペイントの38度線の向こう側が、北朝鮮側です。
●北朝鮮側。
○見事に板門店が再現されていますよね?
(実際の板門店の写真が映ります。なるほど、そっくり) 行ってみますか?
●(今気が付いた、ピアスしてる) イェ! 足元注意!! (雪が有るので)
○ありがとうございます。
○(38度線の所で) ここのシーン、覚えてます?
●勿論!
○この線が、韓国と北朝鮮の軍事境界線です。
あちらが北で、こちらが南で。有名なシーンが有りますよね?
●イェ!
○イ・ビョンホンさんとソン・ガンホさんが、こうして向き合って、
●(笑う)
(その映画のシーン。2人が向き合って立っている。
ソン・ガンホさん「おい! 影が境界線を越えてるぞ。気を付けろ」)
そのシーンを、チョナンが1人2役で再現!
肩から上しか映ってないけど、衣装を着て、同じ台詞を言ってます!!
元の状態に戻り、黄色い38度線を、ピョンピョン飛び越えてます。
●行ったり、来たり。行ったり、来たり。 (4回程やって) 寒いんで! (走る真似)
○運動されたんですか?!
●イ・ビョンホンさんと、ソン・ガンホさんでは、どっちが好きですか?
○2人とも素敵ですが、イ・ビョンホンさんですね。
●そうですか。
○とてもカッコ良くて…。
●じゃあ、イ・ビョンホンさんと、チェ・ミンシクさんだったら?
○チェ・ミンシクさんですか? ……チェ・ミンシクさんの方が好きですね。
●そうですか、あ〜。 (ニコニコ)
じゃあ、僕と、チェ・ミンシクさんだったら、どっちが好きですか?
○?!(笑う) それなら、チョナンさんです! (何か冗談っぽい…)
●カムサハムニダ! お気遣い、ありがとうございます!!
○いえいえ、どう致しまして!! (認めちゃったよ…) 当然です。
●(チョナン・ポーズ!) すみません!
○こちらは映像館で、録音なども出来る他、特殊映像編集室を始めとした、15の編集室が有るんです。
●15も有るんですか?
○その他にも、この撮影所には、先程の野外セット以外に、7つの屋内撮影スタジオも有り、シナリオさえ持って来れば、ここだけで、映画1本を完成させられるんですよ!
●ほぉ〜、そうなんですか〜。日本には、ここまで揃った撮影所は無いんじゃないかな…。
○そうですか。
●やはり、“韓国映画界、恐るべし!”ですね。 (ニコニコ)
今日は、本当にありがとうございました!
今から、一緒に食事でもどうですか?
○ネ!
●行きましょう!
“北朝鮮”の事は、やっぱり“プッカン”って言うんですね。