重 い 月

も く じま えあ と

2005年03月05日(土)  映画の話、色々

◆『シャーク・テイル』公開初日
本人が出演している映画と違って、あんまり考えてなかったのですが、何かの番組や、舞台挨拶などは有ったのでしょうか?
有ったのなら、全部見逃してるんですけどね…。

なるべく早く行きたいなぁ、と思ってるんですが、いつ行けるかな?
5日のうちに、地元の映画館のHPで、上映時間を調べてみたんですが、吹き替え版なのかどうかが全く書いてなくて、やるのかな〜?って心配していたら、何と!全部吹き替え版!!
普段、外国のアニメ作品とかを映画館で見た事がないし、調べた事もなかったので、判らないのですが、これって、割と普通なの?珍しいの???

実は、『ハウル…』をまだ見ていないので、時間が有れば両方、なんて欲張った事も考えてるんですが、さすがにそれは無理かな?
SMAP映画(違う!)を2本はしごなんて、出来たら素敵よね〜!


◆『Sma STATION-4』
[裏スマ!!]
『シャーク・テイル』のポスターが貼ってあります
男性(ジェレミーさんかな?)が、そのポスターを見て、
「あっ! これが今日から公開の『シャーク・テイル』か〜!! 主役って誰だっけなぁ…」
そこへ、又1人男性がやって来ます。
「あっ! これが今日から公開の『シャーク・テイル』か〜!! どうしたの?」
「主役のオスカーって誰だっけ?」
「ウィル・スミスだよ〜!」

「本当にぃ〜?」
そこへ3人目のピートさんがやって来る。
「あっ! これが今日から公開の『シャーク・テイル』か〜!!」
「ねえねえ、主役のオスカーって、ウィル・スミスだよね〜?」
「違うよ〜! 香取慎吾だよぉ〜!!」
そこへ、金髪女性がやって来る。
「あっ! これが今日から公開の『シャーク・テイル』かぁ〜!! みんな、どうしたの?」
「ねえねえ、これの主役って、香取慎吾だよねぇ?」
「違うわぁ〜! ウィル・スミスよ〜!! 何言ってるのぉ?」
「ええっ? これはウィル・スミスだっけ?」
「香取慎吾だよ! 何を言っているんだぁ!!」

「これのぉ〜主役のぉ〜、(慎吾くん登場!) どうもぉ〜! 香取慎吾で〜す!!
『Sma STATION-4』、この後、すぐでぇ〜す!!!
『ハウルの動く城』 の木村くんの物真似しまぁ〜す!
“おいおい、お客様が来ているんだから、静かにしないと”」


そうです! 慎吾くんが4人の吹き替えをしていたのでした!!
今日、私が唯一見た、『シャーク・テイル』の宣伝でした。


「小野(伸二)選手は、ウチの弟と、ちょっと似てるんですよね」
と、慎吾くん
へぇ〜〜〜!


“アカデミー賞”の前夜に、最低の映画や俳優?を決めると言う“ラジー賞”。
慎吾くんは、もし自分が選ばれたら、「即行! 行きますよ!!」って言ってたけど…
実は日本にも、この“ラジー賞”を真似した、“木いちご賞”と言うのが有るそうな
某雑誌が主催してが決めてるらしいけど、今年、選ばれた中に、『ハウル…』が入ってたって、慎吾くん、知らなかったよね? きっと…
この番組としては、もし知ってても取り上げられないんだろうなぁ…。


◇映画の規制についての特集
“検閲”が関係しているので、『笑の大学』の音楽を使っていましたね
昨年の、釜山国際映画祭の時に、木村くんが出ていた『2046』に、年令制限(15才未満禁止)が有るようだと書いたんですが、日本よりも、韓国の方が規制が厳しいんですね
今日のゲストの加賀まりこさんは、長い間、女優さんとしてやって来て、映画に対する規制は有るべきじゃない、という考えのようでしたね。
でも私は、やっぱり、多少の規制は必要なんじゃないかと思います

勿論、戦争の頃のような、国への批判を許さないとか、国の考えを国民に押し付けるような、そんな規制は良くないと思うし、又そんな時代になって欲しくはありません。
取り上げられていた、韓国映画『その時・その人々』のような、特定の政治家の圧力による制限も、良いとは思いません

でも、暴力や性描写などのシーンは、若年層には、見せるべきではないと思います
と言うか、暴力シーンなどは、大人にも見せない方が良いんじゃないかと思ってるぐらいです
現に、小学校で同級生の女の子をカッターナイフで殺してしまった“加害女児”は、『場取る・賂賄有る』を見ていたそうで、自分のHPだかには、それに関する事も書いていたらしいし、影響されたのかも知れないと、私は思っています
※『場取る・賂賄有る』……この映画ファンの方に攻撃されるのが怖いので、検索に引っ掛からないように、わざと漢字にしてみました。
“賂賄”は、“賄賂(わいろ)”をひっくり返しました。



最近は、何か事件が起きると、その後に真似したような事件が幾つも起きたりします
もう数年前になるかと思いますが、マンション等の建物の上層階から物が落ちて来て、人に当たって亡くなったという事件。
1番最初の事件が、過失だったのか故意だったのか、忘れてしまいましたが、その後、わざと下に人が居る時に物を落とす事件が続出しました
最初の事件が報道された後、風に飛ばされたり、間違って落とさないように、高い所に物を置かないよう気を付ける…、こう考えるのが常識だと思います
なのに、わざと人に向かって物を落とす事件が続出したのです。
実際に起きた事がヒントになって、真似する人間がたくさん居るんです
映画などを見て、自分も暴力を振るってみたい、人を殺してみたい、そんな風に思う人間が出て来るんです、現代という世の中は…
恐ろしい時代だと思います

ただ、慎吾くんが言っていた通り、映画館では年令制限が有って見られなくても、ビデオが発売されたりレンタル出来るようになれば、子供だろうがなんだろうが無関係では、問題だと思います
やはり、親が一緒でなければ借りられないとか、買えないようにする事も必要だと思います
面倒臭い、窮屈だ、と思う人も多いでしょうが

私が子供の頃などは、親に言われて、煙草を買いに行かされるなんて事は、普通だったと思います。
でも今は、人が売っている所では、20才未満の人には、煙草やお酒は売らない、という事になっています。
子供に買って来させる訳にはいかなくなったんですね。
ただ、今は自動販売機でも買えちゃうんですから、意味無いんですけどね…。


でも、『シャーク・テイル』も、PG(保護者要判断)とはね〜
どんなシーンが引っ掛かったんでしょうか?
見ながら、考えてみますわ…



◆『チョナン・カン2』
昼間、外です。後ろに、大きなカチンコのオブジェ?が立っています。
いトレンチコートを着たチョナン。寒そうです
向かい風で、おでこ全開です! 案外、大丈夫そうです?!

「あ〜、寒い! 皆さん、僕の憧れ、韓国映画の心臓部にやって来ました。
僕もいつか、ここで撮影出来るのかな?
では、行きましょう!」

女性と向かい合っています。
●チョナン●アニョハセヨ!
○女性○アニョハセヨ.
●初めまして。 (言おうとして、寒くて口が回らないのか、噛みました。苦笑)
○初めまして。
●寒いですね。今、何度ですか?
多分、マイナス5℃ぐらいです。凄い寒さですよね。
●ねぇ〜。今日はよろしくお願いします。
○こちらこそ、よろしくお願いします。
●では、行きましょう。 (歩きながら) 本当、寒いですね〜!

ここは、アジア最大の敷地面積を誇る、“ソウル総合撮影所”と言う所だそうです
山の中の“太秦撮影所”って感じでしょうか? 観光客はあまり居なそうですが…。


○最初の野外セットは、昔の貴族の家屋になります。こちらへどうぞ。
●説明、よろしくお願いします。
○ここでは、ペ・ヨンジュンさんの、『スキャンダル』の撮影が行われたんです。
で、あちらの左側の部屋が、ペ・ヨンジュンさんの共演相手役、チョン・ドヨンさんが貞淑な未亡人役で使用していた部屋なんです。
●なるほど…。   (多分、この映画見てないね、チョナンは…)

●ペ・ヨンジュンさんは好きですか?
○勿論。韓国の女だったら当然、最近は、日本の方もそうみたいですが、みんな大好きですよ

●そうですか。
○では、あちらにも行ってみましょうか。
●(歩きながら) 僕は、ハン・ソッキュさんが大好きなんですけど。
○ハン・ソッキュさんも、最高の役者さんですよね
そう言えば、ペ・ヨンジュンさんが、『スキャンダル』を撮影されたのも、冬だったんです。
衣装が韓服だったんで、凄く寒くて…。
●ですよね?
○コートも着られないし。だから私が、一生懸命ストーブを焚いた記憶があります。
そしてこちらが、カン・ジェギュ監督の『銀杏のベッド』を、
●そうなんですか? (声がひっくり返ってる) ここで?!

○このセットを最初に使用したのが、あの映画なんです。
●僕の大好きな映画なんです。
○そうですか。
(その映画の映像。時代物らしい。
『天国の階段』に出ている、ルー大柴さんに似ている?男性が出てました)

○そして、こちらの一画が、朝鮮時代後期の伝統家屋セットの中でも、“奥の院”と言う、婦人達が生活していた場所になります。
そして、こちらの小さい部屋が、使用人達の部屋だったんです。
●なるほど!
○ちなみに、ここの撮影所自体、特別な地域に建てられているんです。
それは、歴史物も撮れるように、飛行機も飛ばず、
●飛行機が?
○飛んでませんよね?
電柱や送電線も無い、そんな地域に政府によって建てられたんです。
●そうなんですか。


●では、次に紹介してくれる野外セットが、こちらですね?
○民族村のセットになります。
●お願いします!
○行きましょうか?
●行きましょう! (歩きながら) おおっ…。
○寒いでしょう?
●寒い!
○風邪、ひかないで下さいね。
こちらの民族村のセットは、映画『酔画仙』の為に造られたセットなんです。
19世紀後半の、ソウルの鐘路の街並みを再現した、野外セットなんです。
●なるほど。
○この藁葺き屋根は、当時を再現して実際に建てられた物なので、毎年、当時のように取り替えなければならないんです。
その作業の日は、イベントとして、全国がら大勢の人が集まるんですよ。
●そうなんですか…。
○今見えて来た、この家が、映画『酔画仙』で、チェ・ミンシクさんが演じた、チャン・スンオプの家です。
●そうですか〜?  (笑顔。声も高い。見たのかな、この映画?)
○画家、チャン・スンオプの家ですね。
●イェイェイェ!
○この庭でも、チャン・スンオプは絵を描いていましたよね?
●あ〜! ここに、チェ・ミンシクさんが住んでたんですね〜!!
お〜、そっかぁ〜!!! ここで…。『すみません、お茶下さい!』

(笑う。映画の台詞にでも有ったんでしょうか???)
撮影期間は、どれぐらいだったんですか?
○『酔画仙』は、1年ぐらいでしたね。
又、このセットは、22億ウォン(2億2千万円)が掛けられ、61軒もの家々によって成り立っているんです。
●凄いですね。
○凄い数でしょう?
●凄いですね…。

○で、こちらに行くと、アン・ソンギさんが演じたキム先生の屋敷になるんです。
●近いんですね?!  (声ひっくり返ってます)
○劇中では判らないんですが、実は隣だったんです。
●(笑いながら) あ〜、そうなんですか〜!

●ペ・ヨンジュンさんと、チェ・ミンシクさんだったら、どっちが好きですか?
○……若い女の子だったら、普通、ペ・ヨンジュンさんですが、私は、チェ・ミンシクさんですね

●そうですか。  (ニヤニヤ)
○演技が、本当に素晴らしいですから
(その映画の映像。チェ・ミンシクさんて、『オールド・ボーイ』に出てた人???)

●韓国でも、1番の、演技派…。
○最高の演技派俳優ですよね?


●3つ目は、こちらですか?
○こちらが皆さんにも良く知られ、チョナンさんもお好きだと言う、映画『JSA』のセットです
では、参りましょう。

●(スキップするみたいに階段を上り) あ〜、映画と同じだ〜! ここだ。
○『JSA』の中で、イ・ビョンホンさんとソン・ガンホさんがここで演技されていましよね?
私達が立っている、こちら側が韓国側で、黄色いペイントの38度線の向こう側が、北朝鮮側です。
●北朝鮮側。
○見事に板門店が再現されていますよね?
(実際の板門店の写真が映ります。なるほど、そっくり) 行ってみますか?
●(今気が付いた、ピアスしてる) イェ! 足元注意!! (雪が有るので)
○ありがとうございます。

○(38度線の所で) ここのシーン、覚えてます?
●勿論!
○この線が、韓国と北朝鮮の軍事境界線です。
あちらが北で、こちらが南で。有名なシーンが有りますよね?
●イェ!
○イ・ビョンホンさんとソン・ガンホさんが、こうして向き合って、
●(笑う)
(その映画のシーン。2人が向き合って立っている。
ソン・ガンホさん「おい! 影が境界線を越えてるぞ。気を付けろ」)


そのシーンを、チョナンが1人2役で再現!
肩から上しか映ってないけど、衣装を着て、同じ台詞を言ってます!!


元の状態に戻り、黄色い38度線を、ピョンピョン飛び越えてます
●行ったり、来たり。行ったり、来たり。 (4回程やって) 寒いんで!  (走る真似)
○運動されたんですか?!
●イ・ビョンホンさんと、ソン・ガンホさんでは、どっちが好きですか?
○2人とも素敵ですが、イ・ビョンホンさんですね。
●そうですか。
○とてもカッコ良くて…。

●じゃあ、イ・ビョンホンさんと、チェ・ミンシクさんだったら?
○チェ・ミンシクさんですか? ……チェ・ミンシクさんの方が好きですね

●そうですか、あ〜。 (ニコニコ)
じゃあ、僕と、チェ・ミンシクさんだったら、どっちが好きですか?

○?!(笑う) それなら、チョナンさんです! (何か冗談っぽい…)
●カムサハムニダ! お気遣い、ありがとうございます!!

○いえいえ、どう致しまして!! (認めちゃったよ…) 当然です。
●(チョナン・ポーズ!) すみません!



○こちらは映像館で、録音なども出来る他、特殊映像編集室を始めとした、15の編集室が有るんです。
●15も有るんですか?
○その他にも、この撮影所には、先程の野外セット以外に、7つの屋内撮影スタジオも有り、シナリオさえ持って来れば、ここだけで、映画1本を完成させられるんですよ!
●ほぉ〜、そうなんですか〜。日本には、ここまで揃った撮影所は無いんじゃないかな…。
○そうですか。
●やはり、“韓国映画界、恐るべし!”ですね。 (ニコニコ)
今日は、本当にありがとうございました!
今から、一緒に食事でもどうですか?

○ネ!
●行きましょう!


“北朝鮮”の事は、やっぱり“プッカン”って言うんですね。




も く じま えあ と

2004年03月05日(金) 書き切れません…

↑Enpitu投票ボタン
文月 |Mail

●My Enpitu●