重 い 月

も く じま えあ と

2004年05月08日(土)  誠心誠意

◆『チョナン・カン2』
『ホテル ビーナス』のダスター役、ピートさんと対談。最初は韓国語で。

●チョナン・カン●アニョハセヨ。
○ピート○アニョハセヨ。
●久し振り。
○久し振り。
●元気だった?
○勿論。そっちは?
●お陰様でね。

○この前、何しに来たの? 『Sma STATION-3』に。
(2人で顔見合わせて笑い、ピートさんは、恥ずかしそうに顔を手で覆ってます)
●僕ね、あの日は珍しく仕事が早く終わって、六本木ヒルズで買い物してたんだけど、土曜日だったから人も多くて、
「あっ、土曜日って事は、スマステじゃん!」って思って、楽屋行ったら、慎吾が居て、
「つよぽん、何でここに?」「何となく、来ちゃった」って感じで。
最初は出るつもりじゃ無かったんだけど、でも、急に出たくなって。本番5分前に。
○5分前に? びっくりしたよ、突然、隣に居たから。
●まあ、僕も準レギュラーだから、良いんじゃない?
ところでピート、『ホテル ビーナス』どうだった?
○(日本語で→)あの…、(韓国語で→)英語でも良い?
●(韓国語)勿論。英語も大丈夫だから。

(ここから、ピートさんは英語、チョナンは韓国語で、話してます。
『ホテル ビーナス』で、ダスターと謎の旅人が、韓国語と英語で話してるように)

○僕が思うに、この映画は誰もが共感出来、誰もが楽しめるよね。
何故なら、登場人物に感情移入し易いからね。良い映画だよね、大好きだよ。
●じゃあ、ピート、印象に残っている事…。
シーンでも良いし、撮影中の事でも良いし、10個言ってみてよ。
○良いよ。本当に貴重な経験が出来たよ。
素晴らしい俳優やクルーと、仕事が出来たからね。本当に良かったよ。
●そっかぁ…。2つ目は?
○2つ目ね。俳優陣のエネルギーと情熱に凄く感動したよ。
完全に、自分の役に成り切ってたし。凄かったね。
●3つ目は?
○俳優としての仕事を、楽しませてもらったけど、それは、クルーが僕を支えててくれたお陰だよ。
裏方さんの働きぶりには、驚かされたよ。本当に、心打たれたね。
●じゃあ、4つ目は?
○ウラジオストクに行けて、いろんな人に会えた。
あの場所には、大きなパワーを感じたね。凄かったね。
●雰囲気も良かったよね。

●じゃあ、5つ目は?
○サウンドトラックが最高だよね。特に、KOKIAの『DESPERADO』が良いよね。
あと、イ・スヨンの『Ra Ra Ra』も。大好きで、毎日、聞いてるよ。
●僕も、毎日、聞いてるよ。じゃあ、6つ目は?
○撮影前は、韓国語には自信が無かったんだけど、ギリギリ、何とかなったかな?
●いやいや、なかなかだったよ。
ピートの台詞で、凄く好きな台詞が有るんだよね。ピートが、「仕事」(笑う)
○(韓国語で→)「仕事」 (英語で→)あれは、ほんの一言だったよね?
●でも、凄く可愛かったよ。

●じゃあ、7つ目は?
○僕が、この映画で1番感動したシーンなんだけど、サイ役のコ・ドヒが、初めて言葉を発する所で、本当に感動的だったよ。
撮影現場も、エネルギーに溢れてたよね。
●会いたいなぁ、サイと…。じゃあ、8つ目は?
○抑えた色合いの映像は、凄く良いよね。
ほぼモノクロで、色を失ってた世界が、最後に、あの丘のシーンから、鮮やかな色に染まる。
最高のアイディアだと思うね。
●最高だったよね。じゃあ、9つ目は?
○僕の願いは、世界中のみんながこの映画を見て、どんなに落ち込んでても、立ち直って、希望を持ってくれる事さ。
それが、この映画の狙いでもあると思う。
●そうなってくれると良いよね。じゃあ、最後の10個目は?
○慎吾についてなんだけど、毎週、スマステで一緒だけど、映画の中では、いつもと全然違うキャラで、そんな慎吾と、楽しいシーンが出来て良かったよ。
●慎吾にも、もっと英語教えてやってね。
○勿論ね。
●今日は、ありがとう。ところで、ピートにとって、“強いってナニ?”
○左腕に、タトゥーを入れてるんだ。日本語で“誠心誠意”ってね。
英語だと“Clarity of the heart”とか、“Sincerity of the heart”かな。
恋人への、誠意を誓ったモノなんだ。で、夢に向かう姿勢も表してる。
「絶対、諦めない」っていう、僕のモットーだよ。それが“強さ”の源かな。
「絶対、諦めないで、常に前を向く」っていう。
●今日は、良い話を聞かせてくれて、ありがとう。
(握手しながら)
○カムサハムニダ。(英語で→)又ね。
●今度、僕が御馳走するよ。酒を。
○(韓国語で→)酒を。(英語で→)良いねぇ。

◇ピートさんの入れ墨にはびっくり! 外に大きな○、中に、
  誠
意●心
  誠
って、彫ってあるんです。日本に来てから、彫ったのかな?


◇まだ『ホテル ビーナス』が上映されている、新宿の映画館。
外で、ピートさんがリポーター風に紹介。
映画館の中には…、受付に座っているチョナン…。
お客さんが入って来ると、韓国語で、「いらっしゃいませ」と、いわゆるモギリをしています。
男性のお客さん、怪訝な顔…。
2人目の男性客も、怪訝な顔…。(2人とも、多分、判ってる)
帰る所か、女性が中から外へ。チョナンの方を見ていない…。
女性客が入って来ると、韓国語で、「いらっしゃいませ」。
女性は、「アニョハセヨ。パンガウォヨ」と、すぐに気付いた様子。
日本語で、「何故、居るんですか?」と尋ねると、チョナンは韓国語で、「何となくね」

◇映画館の外で、ピートさんが、映画の感想をインタビュー中。(日本語で)
カップルの女性に、「タップはどう?」と尋ね、女性が考えた瞬間、女性の後方から、チョナン現る!
びっくりする女性!
2人が、「映画、面白かったです」「タップ、凄かったです」と、口々に褒めてくれると、チョナンは韓国語で、
「カムサムニダ。では、これからも頑張ります。“日々是精進”です」と、韓国語で話し、去って行くのであった…。



も く じま えあ と

↑Enpitu投票ボタン
文月 |Mail

●My Enpitu●