美人薄命と言う言葉がありますが、美人の方は短命だということらしいですね。それはつまり、老い=醜さと考えた場合、美人と呼ばれていられるうちに他界するわけですから、その美しさは永遠に失われずにすむわけです。美しさをセーブするといいますか、記録、記憶の中の美人は美人のままであり続けられます。美人は生前だけでなく、死後も美しさを保持し続けるのです。 もしもあの世が存在し、死神が人の命を刈り取り、それらをつかさどっているのを「神」と呼ぶとすれば、「神」は美を好む欲張りさんですね。 まあ、僕は来世紀まで生きるつもりだがな。
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