2002年09月19日(木) |
想像力が豊かな方は読まないように。 |
本気に最近のわがパソ起動率が低下しています。そのため、なかなか日記を書くことができなくなっています。すみませぬ。 そんなことより聞いてくれよ。今日、近くの歯医者に行ったんです。そしたら、口腔外科に回されたんです。なぜなら親知らずを抜くためなんです。もう、土器が胸胸。血圧、体温を調べて、身長、体重を申告してさらに待ちましたよ。待合室は非常に混んでました。総合診療科よりも混んでました。理由は知りませんが。 そしていよいよお呼びがかかったんです。中に入ると、お決まりの手術着に身を包んだ医者が数人、診察台の周りにいました。今日は左の上下、合わせて二本ぬきますよと。まずは麻酔で、表面麻酔でしびれさせた後、本格的な注射麻酔でしびれさせてもらいました。さらに、顔の上に術野だけをのぞかせる緑色の布をかぶせ、どきどきしながら待っていると、唇を引っ張られて、まずは上からメスでざくざくと。歯肉をきっていくんですね。痛みはないんですが、音が。切られている感触と音が。麻酔の力では音までは消せませんよ。ぶぢぶぢと肉が。 そのうちに歯まで到達し、「歯が見えました。」とのこと。へー。L字何とかを歯と肉の間に入れて、てこの原理でもつかっているかのように、力強く引っこ抜いていきます。やはりここでも音が。ぶぢぶぢぶぢぃ。かちゃんと他の歯に当たりながら抜けた歯を見て医者曰く、「ああ、おおきいねえ。」大きいらしい。今、手元にあるけれど、確かにでかい。人差し指の先くらい。そして黒い糸で縫合。 次は下。やっぱりざくざくと切っていくのだが、下のほうがかなり深い位置にあるらしく、なかなか姿を見せない。ようやく見えたらしく、抜こうとしても深すぎるて無理。そこで嫌な予感がというか、当然の処置、ドリルでちゅい〜いーん。およそ30分は削っていたかと思うほど長い間がりがりがりがり・・・・。削っては抜こう、削っては抜こう、の繰り返し。抜こうとするときは下あごを思いっきり押さえつけるもんだから、耳の中がいたくなった。ひょっとするとあごを支える筋肉をもちぎっているんじゃないか?で、四分割位してようやく抜けた下の歯は見せてもらったんだけれども、ほぼ粉々だった。下の縫合はなかなかうまくいかなくて、お偉い先生に「ここ切ってもいいですか?」と聞いてました。縫合が終わると、生理食塩水で洗ったのだが、口の中は痺れが最高潮だから、何も感じなかった。血のにおいすらしなかった。 初めて口をゆすいだときには引きましたよ。よだれと血が混じったものがどんどん出てくるんです。どべぇー。お土産にうまく抜けた上の歯をいただきましたが、家族は「キモイ」の一言。いや、連呼。 で、今日は一日心拍数を上げることはできなかったので、予定していた練習もなし。学校に行くまでに坂がぎょうさんあるからね。 止血のために奥歯でガーゼを噛んでいるせいか、よだれがどんどんたまっていくのよ。血も一緒に。そのためにまったくしゃべれませんでした。ガーゼを換え換え、つばをはきはきの忙しさと言ったら何事にも変えがたい大切な営みですよ。さらに、口をあけることができない。頬が固まったかのように、左は動かない。そのかわり、右は普通に動くもんだから、不便が極まりないでした。ご飯も食えんし。ストローで水分を摂ることしかできなかった。 ただいま、左頬はおたふくにでもかかったかのようにはれてます。腫れまくり。いや、逆に、右だけやせたのかと思うほどに。うまくしゃべれませんし、こんなかっこうで人前には出たくない。今日はノブナガのライブだったというのに・・・。熱くなっちゃいけないからって。 来週は右だ!いやだ!いまから寝るところなんですが、起きたらそこらじゅうが血だらけだったらいやだなあ・・・。
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