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2010年05月16日(日) 口蹄疫・現場の声

現地(川南町)で親の代から牧場をしておられるムッチーさんのblogです。
http://green.ap.teacup.com/mutuo/

ニコ生に出られたそうです。(タイムシフト)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv17174665


ムッチーさん、実名や連絡先をNETで公開したので
手軽に情報を得ようとするマスコミに群がられて
散々振り回されそうで心配しています。
声を伝える機会だからとご無理なさいませんように。

現場の悲痛な声を、コメンテエタアと称する共感性欠如で俺様ルールな独善人種達の
都合のいい俺様スゴイゼ論のデータのひとつに利用されませんように。

私たちは今、現場の生の声だけを聞き、全力で感じ取り、
御大層でご親切なお偉い知識人の「解説」とやらに惑わされないよう
耳を済まし自分で考えなければいけません。




明日、郵便局に行って少しばかりですが送金してきます。
現場の皆さん、どうぞご自愛くださいますよう。




実家の隣家は二頭の牛を飼っていました。
子どもの頃の記憶のほとんどに隣の家が関わっています。
学校から帰って、ぶらぶらと隣の家の牛小屋に行き
檻の前に置いてある藁を勝手にあげたり、恐々撫でてみたり。
仔牛が生まれると結構入り浸っていたっけなあ。

お蚕さんも飼っていたので世話を手伝わせてもらったり
無口なおっちゃんが山で炭を焼くのを眺めたり。
ふらりと来ては忙しい作業をにやにや眺めているガキは
正直うざかったことと思いますw

無口なおっちゃんだったけど、牛を可愛がっているのはすっごくよくわかるくらい熱心に世話をしていたよ。
時々、牛小屋が空っぽになる日があって
無神経なバカガキだったオレが尋ねると
おっちゃんは寂しそうに「ええとこに行ったよ」と笑ってたっけ。

小賢しい屁理屈で「病気だろうと出荷だろうとどのみち殺してんじゃんwwww」とか笑うクサレガキは
食のために生き物を育てる職業の人たちのジレンマを
リアルで見てからモノを言え。




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chichi。 |コメントはこちらばばぁ本拠地
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